加齢性難聴は高齢者にとって、身近な感覚障がいで、年齢を重ねるごとに緩やかに進行していきます。また、難聴によって認知症発症やフレイルリスクが高まることが報告されています。
宮崎市では、難聴に関する理解を深めてもらい、認知症予防やフレイル予防につなげる取組として、令和7年度から「高齢者加齢性難聴啓発推進事業」を実施します。
1 事業の概要
(1)普及啓発
◯市民の方に難聴及び難聴がもたらすリスクについて理解を深めてもらうため、リーフレットを配布します。
(2)知識の習得
◯加齢性難聴に関する正しい知識を高齢者自身や関係者に習得してもらうため、講演会を実施します。
(3)補聴器購入助成助成
◯加齢性難聴者に対して、補聴器購入費用の一部を助成します。(詳細については「2.補聴器購入助成について」を参照)
2 補聴器購入助成について
(1)助成の要件
◯宮崎市内に住所を有し、在宅で生活されている65歳以上の者
◯本市において市税の滞納がない者
◯宮崎市暴力団排除条例に規定する暴力団関係者でない者
◯身体障がい者手帳の交付を受けていない者
◯両耳の聴力レベルが40デシベル以上70デシベル未満の者、または専門医から事業の趣旨を踏まえた補聴器の使用が必要であると証明されている者
◯過去に本事業の助成を受けていない者
(2)提出書類
要件を満たした後、以下の書類を本人持参により地域包括ケア推進課へご提出ください。また、宮崎市スマート申請でも申請することができます。申請に基づいて、助成の可否を決定します。
01 宮崎市加齢性難聴高齢者補聴器購入費助成金交付申請書(様式第1号) (DOC 18.5KB)
03 補聴器の購入見積書
04 滞納無証明書
(3)助成額
◯補聴器の購入に必要な費用を助成します。(助成額は最大3万円)
(4)助成決定後について
◯助成が決定した対象者には宮崎市加齢性難聴高齢者補聴器購入費助成金交付決定通知書(様式第3号)をお送りします。
◯通知書を受領後、見積を取った店舗で補聴器を購入してください。
◯購入後、地域包括ケア推進課へ以下の書類を提出してください。
01 宮崎市加齢性難聴高齢者補聴器購入費助成金請求書(様式第6号) (DOC 14.5KB)
02 銀行の通帳(表紙及び裏表紙)又はキャッシュカードの写し
03 領収書(購入額及び購入品目の記載があるもの)の写し
◯書類を確認後、お振込希望の銀行口座へお振込みいたします。
(5)補聴器購入対象店舗
◯補聴器専門店または認定補聴器技能者に相談できる体制があり、補聴器助成の対象者に対し、装用後のメンテナンスをはじめ、適宜対応できる店舗でご購入下さい。
※集音器、助聴器は対象外です。(補聴器は医療機器です。)
以下のURLは日本補聴器販売店協会の加盟店舗を記載しております。
(6)その他
◯医師の診断書は本市が指定する様式を使用してください。
◯助成決定後、申請を取り下げる場合は宮崎市加齢性難聴高齢者補聴器購入費助成金交付申請取下書(様式第5号) (DOC 12.5KB)を提出してください。
3.スマート申請
URL:https://lgpos.task-asp.net/cu/452017/ea/residents/portal/home
◯申請できる手続き一覧より「個人向け手続き」→カテゴリにて「健康・福祉」を選択→「加齢性難聴高齢者補聴器購入費助成」より申請してください。
※スマート申請の場合、上記の2(2)提出書類をスマートフォン等で写真を撮り、申請画面に添付してください。