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先輩消防士から一言(平成28年)

救急

村社イメージ

氏名:村社 拓郎

所属:北消防署 救急小隊

採用年度:平成26年度(救急救命士区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

私は、幼い頃に病気で祖父を亡くしており、医療関係の職業に就き、「人の役に立つ仕事をする」と決めていました。また、私自身が高校生の頃に交通事故に遭った際、救急車で搬送された経験から、救急救命士の免許を取得して消防士を目指しました。

 

現在の仕事内容は?

今年の3月までは北消防署の消防隊、現在は同署の救急隊として勤務しています。勤務時は、24時間いつでも出動できる体制をとり、出動時は迅速に傷病者を病院へ搬送します。しかし、ただ搬送するのではなく、救命及び応急処置を実施しながら症状や病態から疾患を考え、患者にとって最良の病院を選定し搬送します。出動がないときは、スムーズな救命活動ができるように実際の現場を想定して、日々訓練を重ねています。他にも市民の皆様へ対して応急手当法や心肺蘇生法の講習会などを行っています。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

消防士の仕事は、消火・救助・救急に分かれていますが、経験が1年目でも10年目でも第三者から見れば、同じ消防士です。現場活動では、たくさんの知識・技術が求められるため、いくら学んでも勉強不足だと痛感させられます。

実際の現場で、やり直しはできません。同じ現場も二度とないし、ミスや失敗をしてしまえば、救える命が救えなくなります。本当に大変な現場ではありますが、訓練で学んだことや培ったことが現場で活かせ、それが最善の処置となり人の役に立ったと思えるときに苦労を上回る達成感を感じます。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

消防という仕事は、自分の為に行うものではないので、「人の役に立ちたい」と心から思う人に向いています。厳しい現場もたくさんありますが、人を助けた時は、今までにない喜びを感じることができます。どんな現場でもサポートしてくれる先輩方や同期がいるので、安心して業務に臨むことができます。一緒に宮崎市民の生命、身体及び財産を守っていきましょう。

 

消防(女性)

野村イメージ

氏名:野村 恵海

所属:北消防署 ポンプ小隊

採用年度:平成25年度 (高卒区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

私は、高校時代バレーボール部に所属しており、その時培った体力等を生かした職業に就きたいと公安職を目指していました。その中でも、市民の方々と関わる機会の多い、そして、たくさんの人を救いたい!笑顔にしてあげたい!と思い消防士を志願しました。

 

現在の仕事内容は?

現在は、消火隊の隊員として勤務しています。仕事内容は男性と変わらず、訓練はもとより多種多様な災害現場活動等に従事しています。女性だからといって、仕事内容が違ったりこの仕事はできないといったことはありません。毎日、男性職員と切磋琢磨しながら楽しく仕事を行っています。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

実際の災害現場で、隊員一人一人が訓練の成果を発揮し協力し合い一つのことを成し遂げた時にやりがいを感じます。ただ、いくらトレーニングを重ねても訓練や災害現場において体力面で男性職員の力を借りなければならない時もあり悔しい思いをすることもありますが、私ならではの気くばり目くばりで、災害現場でも力を発揮していきたいと思います。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

宮崎県の中でも宮崎市消防局は、人口が多いため救急及び火災出動件数が多く、その分仕事のやりがいも大きいと思います。また、女性消防士も在籍しており、女性職員の職場環境等も充実しています。女性消防士を目指している方は、是非とも受験してみてください。

 

消防(女性)

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氏名:柳田 咲子

所属:北消防署 ポンプ小隊

採用年度:平成27年度 (大卒区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

私が中学生の頃、漁師をしていた祖父が洋上で脳梗塞を起こしました。海上保安庁のヘリで救助され、幸いにして一命は取り留めました。この時から私は、将来は人の命を守る仕事がしたいと思うようになりました。

父が消防に関係する職にあった事から、消防というものがどういうものか徐々にわかるようになり、私もいつかは消防士にという思いが芽生えてきました。その思いを一段と強くしたのが東日本大震災で経験したボランティア活動でした。「災害によって悲しんだり苦しんだりする人を減らさなければ」そう強く思ったのです。

 

現在の仕事内容は?

最初の配属場所である北消防署で、消火隊の隊員として勤務していますが、時には救急車の隊員になることもあり、火災現場だけでなく救急現場にも出動しています。出動時以外は現場に備えた訓練や資機材の点検・手入れ、建物の立入検査、消火栓検査、市民の皆様を対象とした自衛消防訓練や防災講座なども行っています。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

消防はチームワークが重要であり、チームの一員として活動できたときは達成感があります。ただ私自身、知識・技術とも不足していて先輩方にご迷惑をお掛けしているところも多々あります。これからも日々努力を惜しまずに成長していきたいと思っています。また、自衛消防訓練や署見学など市民の皆様の前で話をすることがありますが、話す内容を事前に準備し、うまく伝えることができた時や特に子供たちがきらきらした眼でうなずきながら聞いてくれる姿をみるとやりがいと活力をもらいます。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

火災や救急などの災害に限らず、どんな場面においても人のために行動することが求められています。人の命を救いたい・守りたいという思いを持っている方、ぜひ受験していただき、社会に貢献できる消防士を一緒に目指しましょう。

 

救助

荒殿イメージ

氏名:荒殿 大樹

所属:北消防署東分署 タンク小隊

採用年度:平成26年度 (大卒区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

私が、大学生の頃、東日本大震災が発生しました。その時、懸命に救助活動を行っていた消防士の姿を見て感銘を受けたのを今でも覚えています。これを契機に生まれ育った宮崎で人の役に立つ仕事がしたいと思い消防士を目指すようになりました。

 

現在の仕事内容は?

私は、現在北消防署東分署の特別救助隊員として勤務しています。特別救助隊員の基本理念は、「救助に妥協なし」。私達は市民の安心安全を守るため昼夜を問わず訓練を重ね、人命救助のスペシャリストとして火災・交通事故・水難事故など様々な現場で活動しています。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

 私たち救助隊員は、救助隊である前に、一消防士でもあります。そのため、人命救助にかかる訓練だけでなく火災や救急に関する知識、消防法等の法律も勉強しなくてはなりません。これは消防士であれば当然のことですが、その内容は多岐にわたるため努力が必要となります。

しかし、日々の訓練や学習で培った事が現場で活かされて救助できた時には大きな達成感と共に、消防士という職業に誇りを感じます。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

4月に発生した熊本地震に限らず、今後私たちの住む街宮崎でも南海トラフを震源とする巨大地震の発生が予想されています。災害が起きない事が一番良いのですが自然災害が多発する日本ではそうもいきません。そのような中、消防に求められるニーズはこれまで以上に高くなっています。

「生まれ育った大好きな宮崎を守りたい、宮崎市民を守りたい」そんな強い志の方は是非、受験してみてください。熱いハートを持った方大歓迎です。一緒に働く日を楽しみにしています。

 

消防

甲斐イメージ

氏名:甲斐 悠介

所属:南消防署 タンク小隊

採用年度:平成26年度 (大卒区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

私は、人の為に何かでき、命に携わることのできる仕事がしたい、13年間続けてきた野球での体力・精神力を活かす事のできる仕事がしたいと思っていました。そして、大学生の時に東日本大震災が起きました。その災害現場で人命のため全力で活動をしている消防士の姿を目にした時、自分もこの手で人の命を救いたいと思い、消防という仕事に就こうと思いました。

 

現在の仕事内容は?

現在、南消防署の消火隊として勤務しています。火災・救助・救急の現場に出動し、市民の安心・安全のため現場活動を行ったり、災害時の為に訓練やトレーニングを行っています。また、体を動かすばかりではなく事務関係の仕事や市民に対し自衛消防訓練や救命講習といった予防指導も行っています。一つの隊だけではなくいろいろな隊の活動も経験できているので、とても充実した職場生活を過ごさせて頂いています。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

災害現場では、厳しい現実を目の当たりにすることがあります。そこで、自分の思うような活動ができなかったり、落ち込んでいる方々に何もできないと、悔しさや自分自身の力不足を強く感じます。しかし、自分が訓練や勉学で取得してきたことを現場で活かすことができ、市民の期待に応えることができた時、この仕事をやってて良かったと感じます。また、市民の方々から「がんばって!」などの応援をされることも、やりがいを感じるときの一つです。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

消防の仕事は決して楽な仕事ではありません。常に危険と隣り合わせであるし、いろいろな現場に出動し活動しなければなりません。どのような状況であっても住民の生命・身体・財産を守らないといけない仕事です。そのような中、市民の期待に応えることができた時の達成感・充実感は自分の気持ちや考えを変えてくれる、とても素晴らしいものだと思います。

市民の安心・安全のために活動するという気持ちを持ち、消防士を目指して努力してください。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

 

派遣

今西イメージ

氏名:今西 真也

所属:国民保護・防災部防災課応急対策室

東京事務所 (総務省消防庁派遣)

採用年度:平成15年度 (大卒区分)

消防吏員を目指した理由(動機)は?

自分の将来の仕事について迷っていた時、漠然と、「人の役に立つ仕事がしたい。」と考えていました。そしてこの頃、報道等で災害現場で活動する消防士の姿を見る機会があり、人の役に立つことができる仕事として、消防士を目指すと決めました。

 

現在の仕事内容は?

消防局に入ってからは、消防隊・救助隊などを経て、現在は、総務省消防庁、国民保護・防災部防災課応急対策室に出向しています。

応急対策室の仕事の内容は、地震・台風・水害・林野火災等自然災害から火災・爆発事故等、すべての災害事象に対する消防庁の初動対応を担当します。この他にも、政府の防災訓練に関することの連絡調整を行う等の業務があります。

 

仕事にやりがいを感じるときや苦労を感じるときは?

あらゆる災害に対処できるように常日頃から訓練を重ねなくてはならず、また、実際の現場活動では一切の妥協が許されないため、精神的にも肉体的にも苦労することはあります。

また、消防の仕事は、現場活動や訓練だけでなく災害を未然に予防することも大切な仕事ですので、消防法等についての勉強も必要になります。

このように、やらなくてはならないことは多いですが、学んだことが活かされ、結果的に人の役に立てた時にはやりがいを感じます。

 

宮崎市消防局を受験しようとしている人へのメッセージ

災害現場においては個々人の能力はもちろん必要ですが、一人では何もできません。皆で連携・協力することにより最善の結果を出すことができるため、チームワークがとても重要な職場です。

人を助けたいという気持ちのある方は是非受験してください。一緒に学び、共に経験、成長していきましょう。きっと、やりがいを実感することができます。

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