国際海浜エントランスプラザ「木漏れ陽のガーデン」

1 木漏れ陽のガーデンとは

木漏れ陽のガーデン（こもれびのがーでん）は、一ツ葉の雄大な松林の雰囲気を生かしたガーデンとして、植栽デザイナーの平工詠子さんによる監修のもと、「国際海浜エントランスプラザ」内に、令和2年11月の市民植栽イベントを皮切りに誕生したガーデンです。市民の皆さんで植栽した球根類や多年草類が、ウッドデッキの周辺約3,000平米の林床に自然体で心地よい風景をつくり、周辺の英国式庭園やフローランテ宮崎のガーデンとともに、訪れる方々の目を楽しませてくれます。また、植えられている草花は、市民ボランティア「木漏れ陽のなかまたち」の皆さんにより、植物のお手入れと観察が行われており、市民の皆さんの手でこのガーデンの景色がつくられています。

ガーデンづくりの目的

木漏れ陽のガーデンは、下記の視点で設置され、皆さんとともにガーデンづくりを行っています。

1 自然との共生

2 一ツ葉の雄大な松林を活かした季節の移ろいを楽しめる（居心地の良い）景観づくり

3 みんなで一緒につくっていくガーデン

ガーデン情報

〇ガーデンパンフレット

木漏れ陽のガーデン三つ折りパンフレット(PDF 2.57MB)

ガーデンの情報は、SNSでも発信していますのでフォローお願いします！

〇インスタグラム

「花のある暮らし宮崎」@lifewithflowers_miyazaki

「木漏れ陽のガーデン」@komorebi.garden_miyazaki

〇フェイスブック

「花のある暮らし宮崎」

写真1.jpg チューリップ.pg 写真3.pg

2 これまでの経緯

(1) 令和2年度　ミヤザキ春の花まつり「木漏れ陽のガーデン」誕生

新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う地域経済活動の回復や花の力で本市を元気にすることを目的に、令和3年（2021年）3月20日～5月2日にかけて「ミヤザキ春の花まつり」が開催され、一ツ葉エリア「国際海浜エントランスプラザ」を中心に大規模な花の植栽が行われました。

その中で誕生したのが「木漏れ陽のガーデン」です。

ガーデンづくりにあたり、花まつり開催前の令和2年11月、市民約200名の方々により松林の林床に約3万5千球の球根や多年草の苗を植え付けられました。

咲く時期の異なる様々な球根を混ぜた後、松林に調和した自然体で心地よい雰囲気をつくるため、球根は並べて植えるのではなく、参加者の皆さんで球根をばら撒いて植えました。

花まつりの開催期間中は、雄大な一ツ葉の松林にチューリップなどの花々が圧倒的に咲き誇り、沢山の方々を魅了しました。

ガーデナー平工詠子さん.jpg 写真.jpg 球根ばら撒きの様子.jpg 球根植え付けの様子.jpg

(2) 多年草主体のガーデンづくりに向けた活動

令和2年度の植栽では、球根類のほか、松林と共生した持続可能で自然体なガーデン（ナチュラリスティックガーデン）をつくっていく目的で、100種類、500株の多年草の苗を試験的に植栽しました。

一ツ葉の松林に砂地という特殊な環境のもと、ボランティア「木漏れ陽のなかまたち」の皆さんによりお手入れと観察が行われ、この地に適した多年草の知識や維持管理の方法について、楽しみながら学び深めていきました。

※ナチュラリスティックガーデンとは

自然からインスピレーションを受けてつくられた植栽で、芽吹きから開花、枯れ姿まで、植物の成長（ライフサイクル）を持続的に観賞することができます。木漏れ陽のガーデンでは、周辺の自然の植生を学びながら、その場所に合った持続的なガーデンをつくっていきます。県内では、木漏れ陽のガーデンのほか、綾町や高千穂通り、こどものくになどでナチュラリスティックガーデンづくりの取リ組みが進められています。

ボランティア活動の様子.jpg 写真.JPG