「宮崎市地域公共交通網形成計画」の計画期間を延長しました。
宮崎市地域公共交通網形成計画は、令和7年3月末をもって5年間の計画期間が終了するため、新たに「宮崎市地域公共交通計画(以下「新計画」という。)」を策定する予定でした。
しかし、持続可能な公共交通ネットワークを構築するために、本市の公共交通の主軸である路線バスの持続可能なバスネットワークの再構築を図る必要などがあり、新計画の策定に時間を要することから、現行の計画期間を1年間延長することといたしました。
計画策定の背景・目的
人口減少や少子高齢化とモータリゼーションの進展とが相まって、本市の公共交通の利⽤者は年々減少する傾向にあり、地域住⺠の日常⽣活に必要な移動⼿段を確保するために、維持が困難な路線バスについては、国・県・市が補助⾦により維持していますが、財政状況が厳しい中、現状のまま推移すると公共交通の維持が困難になることが予想されます。
一方、高齢ドライバーによる人身事故の割合が増加するなか、高齢者の免許返納も増加しており、今後益々、公共交通の需要は高まるものと推測されます。
計画の位置付け
本市の最上位計画である「第五次宮崎市総合計画」が掲げる将来の都市像「未来を創造する太陽都市『みやざき』」の実現に向けて、まちづくりの上位計画である「宮崎市都市計画マスタープラン」との整合を図るとともに、まちづくりの具体的な取り組みを示した「宮崎市.地適正化計画」と連携し、誰もが利用しやすい持続可能な公共交通ネットワークの再構築を目指すものです。
計画期間
計画期間は、令和 2 年度から令和 7 年度までの 6 年間とします。(令和7年2月に計画期間を1年延長)