宮崎市まちなか将来ビジョンの策定について
宮崎市では、2018年(平成30年)に「宮崎市まちなか活性化推進計画」を策定し、中心市街地の活性化に取り組んできましたが、同計画が令和6年度で終期を迎えることから、新たな計画として「宮崎市まちなか将来ビジョン」を策定しました。
策定の目的
「宮崎市まちなか将来ビジョン」は、中長期的な視点に立った“目指すべき将来像”と“理念”、その実現に向けた大きな“方向性”を示すグランドデザイン(全体構想)として、広く提示することを目的としています。
計画期間
令和7年度(2025年度)から令和16年度(2034年度)までの10年間(随時見直し)
計画の位置づけ
本ビジョンは、「第六次宮崎市総合計画」や「宮崎市都市計画マスタープラン」を上位計画とする、中心市街地区域に特化した計画であり、「宮崎市産業振興計画」、「宮崎市観光振興計画」等の関連計画と整合性を図りました。
対象区域
本ビジョンでは、下図のとおり、1錦本町エリア、2駅東エリア、3市新庁舎エリアの3つのエリアを中心市街地として追加しています。
基本理念
楽しみがあふれ、多様な人材や企業等が交流し、活動する開かれたまち
~OPEN CITY MIYAZAKI~
【基本理念の考え方】
多様な人材や企業が集い、交流できる"中心市街地"は「新たな価値の創造やイノベーション」に繋がる活動の土壌が形成され、新たな魅力や価値を高める呼び水となり、ヒト・モノ・情報がより集積するエリアとなることが期待されます。
また、これからの"中心市街地"は、「訪れて・歩いて・暮らして楽しいエリア」として、将来を担う若い世代や投資意欲の旺盛な企業等に選ばれ、人口減少社会に起因する様々な課題解決に向けた拠り所となるよう、様々な主体が連携した積極果敢な挑戦を促し、本市の更なる発展を牽引するエリアであることが求められます。
基本理念は、多様な主体が連携しやすく、良質な民間投資を喚起し得る魅力的な都市環境の形成に取り組み、"中心市街地"に求められる将来像の実現と、それを追い求める本市の姿勢を表現したものです。