”日本一のぎょうざのまち宮崎市”が誕生!令和3年ぎょうざ「購入頻度・支出金額」で初の日本一に!
総務省統計局が実施した2021年12月の家計調査の結果が2月8日に公表され、1世帯当たり(2人以上)のぎょうざの「購入頻度」及び「支出金額」において、宮崎市が年間1位となり、初の日本一が決定しました(県庁所在地及び政令指定都市52市中)。ぎょうざの2強と言われていた「宇都宮市」「浜松市」に加え、新たな「ぎょうざのまち」として、宮崎市が旋風を巻き起こします!
総務省統計局家計調査について
調査は総務省統計局が、令和3年1月から令和3年12月までの1年間、全国から無作為に選ばれた約9,000世帯に調査票を配布し調査・集計を行ったものです。調査の対象となる「ぎょうざ」は、持ち帰り専門店や小売店の惣菜などが対象で、冷凍ぎょうざや外食は含まれません。
↑総務省統計局家計調査 年間集計結果
総務省統計局家計調査 「家計調査の概要」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html
「宮崎ぎょうざ」おいしさの秘密とは
宮崎ぎょうざのおいしさを支えているのが宮崎産の農畜産物。宮崎は年間の日照時間や快晴日数が全国トップクラスでさんさんと降り注ぐ太陽の恵みにより新鮮な野菜が生産されています。また、ぎょうざの餡となる「豚肉」の生産量も同じく全国トップクラスを誇っています。ぎょうざ作りの土壌が整っているんです!
さらに、宮崎ぎょうざはバラエティの豊かさが特徴で、宮崎市ぎょうざ協議会に加盟する約30店舗がそれぞれ工夫を凝らしたぎょうざを作っています。皮の厚さや具材、餡の練り方やタレにも各店舗のこだわりが詰まっています。
宮崎市民のアツい”ぎょうざ熱”の舞台裏にはアツい人々が!
宮崎市ぎょうざ協議会の設立
令和2年9月には、ぎょうざ専門店をはじめ、餃子卸売会社、ラーメン店などで構成される「宮崎市ぎょうざ協議会」が設立され、初代会長に株式会社屋台骨の渡辺愛香さんが就任されました。協議会が一丸となって「宮崎ぎょうざを新たな観光資源に!」をコンセプトに、イベントの開催やメディアでの情報発信等、さまざまな場面で宮崎ぎょうざのアピールを行いました。(↓令和2年 設立総会の様子)
日本ーを達成した背景について
宮崎市はぎょうざの具材となる農畜産物が豊富で、美味しいぎょうざを作る環境が整っています。また、市内には老舗の焼きぎょうざ専門店や持ち帰りぎょうざの専門店もあり、市民に宮崎のぎょうざが親しまれています。
令和2年からは、宮崎市ぎょうざ協議会が中心となり、年間を通して宮崎市内でのイベントへの出店を行いました。また、令和3年度には協議会としては初めてとなる福岡県での大型催事に出店するなど、協議会が一致団結して「宮崎ぎょうざ」の普及促進に取り組んできました。
〇日本一に向けた主な取り組み
令和元年:市内大型ショッピングモールでのぎょうざ祭りの開催
令和2年:宮崎市ぎょうざ協議会の設立、「毎月3日はぎょうざの日」キャンペーンの実施、市内ぎょうざMAPの製作、PR用のぼり・法被、年間1位取得に向けたポスターの制作、市内ショッピングモールでの販売会の開催、市役所内での販売会
令和3年:福岡地区デパートでの販売会、ぎょうざ応援ソングの誕生(市内スーパーマーケット等での放送)、市内ショッピングモールでの販売会の開催、市役所内での販売会
宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺会長のインタビュー
(「宮崎ぎょうざ」初の年間日本一について今の心境について)
市民の皆さんの応援を痛いほど感じており、今年こそは結果を出してみんなで喜びたいと思っておりましたので実現できて本当に嬉しいです!!
しかも史上初の2冠(購入頻度・支出金額が年間位)という誇らしい結果に大変驚いています。(↓宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺 愛香 会長)
(これまでの活動で苦労された点などについて)
夏場の暑い時期での消費の伸び悩みや、統計調査結果の突然の落ち込みなどまだまだ勉強不足なところもありました。メディアのお力添えをいただいたり、各店の特徴やこだわりをお伝えしていくのにステージイベントをしたりと新たな取り組みをしていくいいきっかけとなりました。
また、コロナ禍の中で感染対策も徹底しながらイベントを無事に開催できたことや、初めての県外出展を協議会会員10店舗で行い、全国的なPRが出来たことも今年の大きな収穫だったと思います。(↓イベントでのPRの様子)
(今後の取り組みの予定は?)
これからはぎょうざ三強(宮崎市・宇都宮市・浜松市)時代の幕開けとして、友好的な関係を築きながら全国的な発信をしていきたいと考えています。
そして「農畜産大国 宮崎」の素晴らしい素材を作っていただいております生産者の方々、作り手の私たち、消費してくださる市民県民の皆さまとリレーションシップを築いて『宮崎ぎょうざ』を観光資源にしてまいります。
(全国の餃子ファンのみなさんへ一言)
今回の結果は、消費してくださった宮崎市民の皆さまのおかげです。
昨年のあの残念な思いを忘れずに絶えず応援してくださりたくさんの力を頂きました。本当にありがとうございました!!引き続き応援をよろしくお願いいたします。
今後は各地のぎょうざ協議会やぎょうざを愛する地域とともに、餃子の文化を全国的に盛り上げていきたいと思います。