ひとり親家庭の親及びひとり親家庭の児童の学び直しを支援することで、より良い条件での就職や転職に向けた可能性を広げ、正規雇用を中心とした就業につなげていくため、ひとり親家庭の親又はひとり親家庭の児童が高卒認定試験合格のための講座(通信講座を含む)を受け、これを開始、修了及び合格したときに受講費用の一部を支給します。
※受講開始までに講座の指定を受ける必要がありますので、必ず事前相談を受けてください。
対象者
宮崎市にお住まいのひとり親家庭の母又は父、もしくはひとり親家庭の児童で、次の要件をすべて満たす方(ただし、高校卒業者など大学入学資格を取得している者は対象としない。)
- ひとり親家庭の親が児童扶養手当の支給を受けていること、又は、同様の所得水準にあること
- 就学・就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場から判断して高等学校卒業程度認定試験に合格することが適職につくために必要と認められること
- 市税に滞納のない方
- 過去にこの給付金を受給していないこと
対象講座
高等学校卒業程度認定試験の合格を目指す講座（通信制講座を含む）
※ただし、高卒認定試験の試験科目の免除を受けるために高等学校に在籍して単位を取得する講座を受け、高等学校等修学支援金制度の支給対象となる場合は、本事業の対象となりません。
※事前に講座の指定を受けることが必要です。
支給内容
1．通信制の場合
①受講開始時給付金：受講費用の4割(上限 10万円／下限 4千円)
※支給対象者が対象講座の受講を開始した際に支給
②受講修了時給付金：受講費用の5割から①として支給した額を差し引いた額
（①，②と合わせて上限12万5千円／下限4千円）
※支給対象者が対象講座の受講を修了した際に支給
③合格時給付金：受講費用の1割（①，②，③と合わせて上限15万円）
※合格時給付金は受講終了日から起算して2年以内に高卒認定試験に全科目合格した場合に支給
2．通学又は通学及び通信制併用の場合
①受講開始時給付金：受講費用の4割(上限 20万円／下限 4千円)
※支給対象者が対象講座の受講を開始した際に支給
②受講修了時給付金：受講費用の5割から①として支給した額を差し引いた額
（①，②と合わせて上限25万円／下限4千円）
※支給対象者が対象講座の受講を修了した際に支給
③合格時給付金：受講費用の1割（①，②，③と合わせて上限30万円）
※合格時給付金は受講終了日から起算して2年以内に高卒認定試験に全科目合格した場合に支給
申請のご相談
宮崎市子育て支援課にて相談・申請を受け付けます。
母子・父子自立支援員による事前の面談を受けていただき、当該講座を受講することが適職につくために必要であると認められる場合に、宮崎市高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の申請をご案内します。受講開始までに講座の指定を受ける必要がありますので、受講開始の1カ月前までに行ってください。
対象となる経費
受講施設の長が証明する受講施設に対して支払われた入学料及び受講料。
※高卒認定試験の受験料、受講にあたって必ずしも必要とされない補助教材費、講座の補講費等は対象経費から除かれます。また、支給申請時点で受講施設に対して未納となっている入学料、受講料についても対象となりません。
支給申請手続きについて
1.受講開始時給付金：受講開始日から起算して30日以内
2.受講修了時給付金：受講修了日から起算して30日以内
3.合格時給付金 ：合格証書に記載されている日付から起算して40日以内
制度の利用について
宮崎市高等学校卒業程度認定試験合格支援事業を利用できるのは、一人につき1回限りです。
