妊娠中のみなさまにおかれましては、出産や子育てを控えて、不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
厚生労働省からの情報提供など、妊婦さん向けの情報をまとめましたので、ご覧ください。
感染が妊娠に与える影響
妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されております。
高年齢での妊娠、肥満、高血圧、糖尿病などが新型コロナウイルス感染症の重症化のリスク因子であるという報告もあり、このような背景を持つ妊婦の方は、特に人混みを避ける、こまめに手を洗うなど感染予防に注意をしてください。
新型コロナワクチンについて
妊娠中、授乳中の方も、ワクチンを接種することができます。日本で承認されているワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。
妊娠中の時期を問わず接種をおすすめします。夫又はパートナーの方もぜひ接種をお願いします。
*ファイザー社のワクチンと武田/モデルナ社のワクチンがmRNAワクチンです。アストラゼネカ社のワクチンはウイルスベクターワクチンで原則40歳以上の方が接種できます。
[参考]リーフレット「新型コロナウイルス感染症対策(COVID-19)~妊婦の方々へ~2021年8月版.pdf (PDF 828KB)