「DV」ってなに?
「DV(ドメスティック・バイオレンス)」とは、「配偶者や恋人など親密な関係にある・あった者から振るわれる暴力」という意味で使用される言葉です。
「女性に対する暴力の現状(令和6年12月内閣府男女共同参画局)」によると、配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は、平成14年度が35,943件だったのに対し、令和2年度が129,491件と過去最高となり、その後も高水準で推移しています。
暴力は、その対象の性別や加害者・被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。特に、配偶者等からの暴力、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、買売春、人身取引、セクシュアルハラスメント等の暴力は、重大な人権侵害であり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。
11月12日~25日は、「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
毎年11月12日から11月25日までの2週間、関係団体との連携・協力のもと、女性に対する暴力の予防と根絶に向けて、「女性に対する暴力をなくす運動」を全国的な運動として行っています。
※暴力の被害者は女性だけではないため、本運動では年齢・性別を問わず相談できる窓口の周知も行っています。
DVや性暴力に苦しむ人に気づいたら、まず被害者が安全な場所にいるかを確認し、「あなたは悪くない」というメッセージを繰り返し伝えてください。そして、相談窓口があることを伝えてください。

YouTube啓発動画もご覧ください
同意のない性行為は「性暴力」です
あなたのからだとこころは、あなた自身のものです。いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。
被害にあったことを誰にも相談できないと思っていませんか。悪いのは加害者です。
もしものときのために知っておいてほしいことをパンフレットにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
DV防止講座も開催します
宮崎市男女共同参画センター「パレット」では、「女性に対する暴力をなくす運動」期間にあわせて、DV防止講座(無料)を開催します。
DV防止講座「これって普通なの? ~見えないDVに気づくために~」
- 日時:令和7年11月15日(土)10時30分~12時00分
- 講師:弁護士・塚本祥雄氏
- 定員:40名程度
- 申込締切:令和7年11月8日(土) ※託児申込締切:令和7年11月1日(土)
※この講座以外にも、宮崎市男女共同参画センターでは、様々な講座・イベントを案内しています。ぜひ、ホームページをご覧ください。