宮崎市の学校給食
本市の学校給食は、宮崎市立ひなた中学校(夜間中学)を除く、すべての市立小学校47校、中学校25校(合併した旧4町を含む)において完全給食が実施されていますが、その実施方法は大きく2つに分かれています。
一つは、各学校にある給食室で給食を調理する「自校調理方式」で、45校(小学校35校、中学校10校)で実施しています。
もう一つは、学校給食センターで調理し、各学校に配送する「共同調理方式」で、5センター27校(小学校12校、中学校15校)で実施しています。
献立の作成方法
単独調理実施校では、栄養教諭(学校栄養職員)と市教育委員会の栄養士により、献立原案を作成します。さらに、2か月毎に給食調理員の代表とともに開催する献立作成委員会で、献立原案の内容、作り方の説明等を行い、学校現場の意見を反映させながら、児童生徒にとって「魅力あるたのしい学校給食」となるよう努めています。
また、共同調理実施校では、各学校給食センター配属の栄養教諭(学校栄養職員)がセンター独自の献立を作成しています。
献立の作成にあたっての留意点
- 栄養量の充足
学校給食摂取基準や食品構成に配慮します。
- 変化に富む
いろいろな食材や料理に出会うことで、食体験や味覚の幅を広げます。
- 季節性に富む
生鮮食品については、出回り時季を考えて、季節感を持たせます。
- 地域性に富む
地場産物の活用を図り、宮崎の自然、食文化への理解、食物と生産者や生産過程に関わる人々などへの感謝の気持ちを育むなど教育上の効果も図ります。
- 安全・安心の確保
食品衛生上の配慮から、食品の選定、献立の組み合せ、調理方法などに配慮します。