「宮崎市PPP/PFI導入の手引」では、従来型手法に優先してPPP/PFIの導入を検討するルールを定めています。(仮称)みやざきこどもセンター整備事業については、「建設物又はプラントの整備等に関する事業」、「総事業費が10億円以上のもの」に該当するため、この手引に基づき検討を行いました。
(仮称)みやざきこどもセンター整備事業を実施するにあたり想定される事業方式は「従来方式」「PFI-BT方式」「DB方式」であり、これらを比較検討しました。
検討結果
事業方式ごとに定量評価を行った結果「PFI-BT方式」「DB方式」において、一定のVFMが発現する結果となりました。しかし、児童相談所に関しては全国的にPPP/PFIによる整備事例が極めて少ないことから、必ずしも民間事業者に専門的な知見や技術が蓄積されていないと考えられます。
本市が主体となり児童相談所関係者から直接アドバイスをもらいながら、設計・施工を進めていく方がより良い施設整備ができると考えたため、事業手法は「従来方式」としました。