認知症サポーター養成講座の開催について
本市では、認知症になっても誰もが安心して暮らせるまちを自分たちでつくっていくため、「認知症サポーター養成講座」の開催を希望する地域や企業に対し、講師を派遣します。
認知症サポーターとは?
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で接することがスタートです。
「なにか」特別なことをする人ではありません。認知症の人やその家族の「応援者」です。
講座を受講された方には、「認知症サポーターカード」をお渡しします。
認知症サポーターの活動とは?
活動は何かを特別にやってもらうものではありません。近所づきあい、友人づきあいの中で気になることがあればさりげなく気にかける、認知症の人やその家族が困っていることがあれば、親身に話を聞いたり相談にのることなど、その方のできる範囲で活動していただきます。
講師はどういう人が行うの?
県や市の主催する「認知症キャラバン・メイト養成研修」を受講した「キャラバン・メイト」が講師になります。「キャラバン・メイト」とは、県や市の主催する専門の研修を受講し、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法等を習得した方です。
講座の内容は?
・認知症を理解する(症状、経過など)
・認知症の当事者、介護をしている家族の気持ちを理解する
・認知症の人とその家族を見守る周囲の人の心がけ
・相談先、利用できる制度
などの内容を1時間半程度で構成します。
認知症サポーター養成講座を開催するのはなぜ?
年を重ねれば、誰でも認知症になる可能性があります。
誰もが認知症の知識をもち、その上でちょっとした工夫や気づかいができれば、認知症があっても、希望と尊厳を失うことなく、家族や友人、ご近所の人たちと一緒に地域の中で安心して暮らすことを応援できます。
宮崎市では、認知症の正しい理解、対応、また地域資源の活用などを広く普及啓発することにより、認知症になってもその人らしく安心して暮らし続けられるまちづくりを目指しています。
現在、講座を開催している団体は、各地域住民や小学校・中学校・高校・専門学校、企業、金融機関、警察署や地域等で活動する各種団体等です。
認知症サポーター養成講座を開催するには?
10名程度の受講者が集まれば講座が開催できます。
1.下記の「認知症サポーター養成講座出前講座申込書」にて、開催希望日の1カ月前までにお申し込みください。
2.希望日に合わせて、講師派遣の調整をさせていただきます。
3.講座の開催通知を送付いたします。
キャラバン・メイトの皆さんへ
キャラバン・メイトの役割
キャラバン・メイトは認知症サポーターを養成する「認知症サポーター養成講座」を開催し、講師役を務めていただく人です。
<役割>
地域の方や職場等で認知症サポーター養成講座の開催を呼びかける。
受講団体と講座について打ち合わせし、企画する。
開催計画表や実施報告書の提出(下記よりダウンロードできます)。
講師として、認知症サポーター養成講座を運営する。