ウイルス性肝炎とは、肝炎ウイルスに感染して肝臓の細胞が壊れていく病気です。
この病気になると、徐々に肝臓の機能が失われていき、ついには肝硬変や肝がんに至ることもあります。
B型及びC型肝炎ウイルスの患者・感染者は、合わせて300万人を超していると推定され、国内最大級の感染症とも言われています。
肝炎ウイルスは感染していても自覚症状がない場合が多く、気付かないうちに病気が進行していることもありますので、早期に発見し、治療することが重要です。
宮崎市では、次の方を対象に、医療機関(※実施医療機関一覧表に掲載されている医療機関のみ)において無料の検査を実施していますので、これまで検査を受けたことがなく、感染の心配がある方は早めに検査を受けることをお勧めします。
対象者
宮崎市に住民登録があり、過去にB型肝炎ウイルス検査・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方
(注)次のいずれかに該当する方は対象外となります。
- 既にウイルス性肝炎との診断を受けている方
- 過去に肝炎ウイルス検査(肝炎ウイルス検診、保健所で実施している肝炎ウイルス検査、個人で受けた検査、人間ドックにおける検査等)を受けたことがある方
- 医療保険各法等において他に検査を受ける機会がある方
検査項目
B型肝炎ウイルス検査・C型肝炎ウイルス検査
検査方法
血液検査
実施期間
令和5年6月1日~令和6年3月31日
医療機関での無料検査(*受診する時は、事前に予約をお願いします。)
(1)宮崎市健康診査受診券をお持ちの方(宮崎市に住民票のある男性40歳以上(国保の男性は35歳以上)、女性20歳以上)
受診券表面の右側〈今年度あなたが受けられる健(検)診一覧〉の、「肝炎ウイルス検査」の欄に「○」と表示されている方は、受診券と保険証を持参の上、直接、実施医療機関で検査を受けることができます。
(2)宮崎市健康診査受診券をお持ちでない方
無料で検査を受けるためには、「宮崎市肝炎ウイルス検査受診券」が必要となります。事前に宮崎市健康支援課までお電話でお申し込みのうえ、受診券と保険証を持参して実施医療機関を受診してください。
申込先:宮崎市健康支援課
0985-29-5286(月曜日~金曜日(休日を除く)の午前8時30分~午後5時15分)
実施医療機関
次の一覧表に掲載されている実施医療機関において、無料で検査を受けることができます
B型肝炎訴訟、C型肝炎訴訟について
B型肝炎訴訟について(救済対象の方に給付金をお支払いします)(厚生労働省ホームページ)
出産や手術での大量出血などの際に、血液から作られた医薬品(フィブリノゲン製剤・血液凝固第9因子製剤)の投与によりC型肝炎ウイルスに感染した方へのお知らせ(厚生労働省ホームページ)