11月3日(文化の日)に「宮崎市文化芸術基本条例」を施行しました。この条例は、子ども・若者・障がい者の文化芸術活動への配慮、審議会の設置と審議会による基本計画の進捗管理、文化芸術活動に対して行う支援活動の活性化、宮崎市文化振興基金条例の改編による宮崎市文化芸術基本条例との一本化を始め、様々な内容を盛り込んでおります。
今後、本条例を基に文化芸術に関する施策を、総合的かつ計画的に推進し、「心豊かな市民生活、活力ある地域社会の実現」を目指してまいります。
条例制定の効果
施策の位置づけ(根拠)が明確になり、積極性・持続性が高まります。
審議会の設置を条例に盛り込むことで、施策の進捗状況を審議会で評価・審議し、更なる本市の文化芸術の推進を図ります。
リーフレットの表紙デザイン
条例の制定により、本市の文化芸術が樹木のように根を張り、多彩な葉っぱをつけるように文化芸術が振興してほしいという思いを込め、葉っぱをモチーフとしたデザインとしました。
表紙作品名:「葉っぱ」 / 作者:中武卓(なかたけ すぐる)氏
中武氏は昨年度の宮崎市美術展で平面部門大賞を受賞され(受賞作品「T子さん」)、現在、“障がいがあるから表現できるもの”を芸術活動を通して社会に示すことで、障がいのある人の尊厳を認知し誰もが住みよいまちづくりを目指している「アートステーションどんこや(障害福祉サービス事業所)」で創作活動をされている若者です。
本条例の子ども・若者・障がい者の文化活動への配慮という部分の表現として活用させていただきました。