宮崎市内において、携帯料金未納等の名目で現金を振り込ませる架空料金請求被害が発生しました。
5月21日付け「宮崎県防災・防犯情報メール」(抜粋、一部改変)で、以下のとおり注意喚起されています。
事案の内容
令和5年5月、被害者の携帯電話にNTTファイナンスをかたった料金未納を知らせるショートメッセージが届きました。被害者がメッセージ内で指定された連絡先に電話をかけたところ、
「登録料などが未納のサイトがあります。」
「ウイルスなどで勝手にサイトが登録されることがあります。勝手に登録されたかどうかを個人情報を取り扱う協会で調べる救済制度があります。」
「調べた結果、あなたは利用がないので、すぐにNTTの方で解約しました。しかし、登録料と延滞金が合わせて9万9千6百円発生していますので支払ってください。」
「救済制度で95パーセントは返金されます。」
などと言われ、被害者は、被疑者に言われるがままATMに向かい、指定された口座に現金を振り込み、その後さらに、被害者の携帯電話に個人情報を取り扱う協会の職員を名乗る男から電話があり、
「他にも同じような登録サイトが2つあります。さらに50万円振り込んでください。」
と言われたことから、被害者は、ATMに向かい、指定された口座に現金を振り込み、合計約60万円をだまし取られました。
被害防止のポイント
・身に覚えのない内容のメール、電話には、返信しない。電話をかけ直さない。
・電話やメールでのお金の話は詐欺を疑ってください。
・不審な電話等を受けたら、相手の要求に応じることなく、すぐに警察署や最寄りの交番・駐在所または警察安全相談電話(♯9110)に電話してください。
不審な電話、メールについての相談窓口
相談窓口 | 電話番号 |
---|---|
警察安全相談電話 |
#9110(全国共通) |
宮崎市消費生活センター |
188(局番なし) |