宮崎市役所で生ごみ処理を実践しました!
令和4年度及び令和6年度に、実際に容器(木箱型とバッグ型)を使った生ごみ処理を実践しました。
その様子を紹介します。
木製コンポスト(キエーロ)
木箱型のコンポストは、屋外に設置して使います。堆肥化を目的としたものではないので、気負わずチャレンジできます。
毎日投入しなくても、ステンレスの蓋つき容器に溜めておいて、数日に1回でもよいとのことでした。
ご興味のある方は、開発者の研修資料を添付しておりますので、ぜひご覧ください。
木製コンポストの外観 |
・太陽光を取り込むため、ふたは透明のポリカ波板を使用 |
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黒土を投入 | 微生物が生息する黒土をコンポストに投入! 16リットル×3袋の48リットルの黒土を入れました。 (今回は店頭在庫がこれしかありませんでしたが、本来はもう少し入れても良いかも知れません) |
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いよいよ生ごみを 投入!(1回目) |
<1月18日>宮崎市の天気:概ね晴れ 最高気温14.2度 最低気温6.6度 初日は、 ・大根、リンゴ、ピーマン、玉ねぎの皮 ・ブロッコリーの芯 ・コーヒーかす 計415グラムを投入します! 投入した場所は、コンポスト正面向かって左側です。 |
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泥団子ができる程度の水を入れ、土と良く混ぜます。 その際、生ごみをスコップでザクザクと刻みました。 |
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上から乾いた土を被せていきます。 微生物がどこまで分解してくれるのか楽しみです。 |
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生ごみを投入!(2回目) | <1月19日>宮崎市の天気:概ね曇り 最高気温14.2度 最低気温6.6度 前日とは違う場所(向かって右側)に入れます。 今日は ・白菜・人参等の野菜くず ・コーヒーかす ・鶏皮 計462グラムを投入します! |
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前回と同様、良く土と混ぜ、上から乾いた土を被せます。 土の中の微生物さん達が分解・処理してくれますように… |
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経過確認1 | <1月23日>宮崎市の天気:概ね曇り 最高気温11.8度 最低気温7.7度 1月18日に投入した生ごみの状況を確認してみます。 掘り起こしたところ、ブロッコリーの芯が残っています。 野菜の皮は若干小さくなっています。 気になる「生ごみのにおい」は全くなく、土の香りのみです。 ここまでの宮崎市の天気 20日:概ね晴れ 最高気温16.2度 最低気温2.6度 21日:概ね晴れ 最高気温12.1度 最低気温0.3度 22日:晴れのち雨 最高気温12.3度 最低気温1.0度 |
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経過確認2 | <1月30日>宮崎市の天気:概ね晴れ 最高気温13.1度 最低気温3.4度 1月18日、19日に投入した生ごみの状況を確認してみます。 掘り起こしたところ、ブロッコリーの芯はまだ残っています。 野菜の皮は前回より若干小さくなっている感じです。 25日前後の寒波の影響により、微生物の動きが鈍くなってることも考えられます。 前回同様、気になる「生ごみのにおい」は全くなく、土の香りのみです。 ここまでの宮崎市の天気 24日:概ね晴れ 最高気温9.0度 最低気温7.9度 25日:概ね晴れ 最高気温6.4度 最低気温-3.1度 26日:概ね晴れ 最高気温13.0度 最低気温-0.6度 27日:概ね曇り 最高気温9.9度 最低気温5.5度 28日:概ね晴れ 最高気温7.8度 最低気温-0.2度 29日:概ね晴れ 最高気温10.5度 最低気温-1.9度 |
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経過確認3 | <2月8日>宮崎市の天気:概ね曇り 最高気温15.7度 最低気温9.6度 1月18日、19日に投入した生ごみの状況を確認してみます。 本日初めて…糸状菌が発生しました!分解してくれている証拠!? 掘り起こしたところ、ブロッコリーの芯はまだ少し残っていますが、 それ以外のものはほとんど形が確認できません。 微生物がかなり処理してくれていると思われます。 気になる「生ごみのにおい」は全くありません。 2月上旬の宮崎市の天気 1~5日:曇りまたは晴れ 最高気温13.0~20.0度 最低気温2.0~9.6度 6~7日:雨または曇り 最高気温11.2~11.8度 最低気温5.8~8.9度 |
バッグ型コンポスト
バッグ型コンポスト外観 |
・ファスナー付きで、虫などの混入を防ぐことができます。 設置に適した場所は、「日当たりのいい屋内や、雨除けがあって、風通しの良い屋外」で、バッグ型なので天候や気候によって移動させることも可能です。 |
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基材を投入 |
まずはセットになっている基材をバッグ内に入れました。 | ![]() |
生ごみを投入 |
基材に穴を作って生ごみを投入します。 その後生ごみに基材が満遍なく付くようによく混ぜます。
今回投入した生ごみは以下の通りです。 ・梨の皮、芯 1個分 ・みかんの皮 3個分 ・レンコンの皮 1節分 ・きゅうりのへた 1本分 ・茶殻(コーヒー・麦茶) 合計 400グラム
その後も時々投入をしていました。 |
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経過 |
数か月後、生ごみのニオイはなく、基材のニオイしか感じない。 生ごみは分解されたようで形は見当たらないが、黒っぽい土が増えた。 |
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関連書類