国内における今年上半期の出生数が約38万人と、過去最少を記録しました。
ちなみに私が生まれた1981年は1年間で約153万人でしたので、年間で比較すると生まれる赤ちゃんの数が約半数まで減ったことになります。
先日、宮崎労働局の局長と意見交換する機会がありましたが、人手不足は深刻な状況が続いており、とくに医療・介護分野、次いで製造業や小売・卸売分野で人手が足りないとのことでした。
学校も児童生徒の数は減り続け、地域の担い手も高齢化が進み、社会の活力が失われつつあることを感じます。
そんな時代に生まれてくる子どもたち、そして子育て世帯は大切にしていきたいと思います。子どもたちの生き方は自由ですが、それでもこの宮崎で地域を支えていく可能性は高く、まさに宮崎の将来が子どもたちにかかっています。
国策として少子化対策が叫ばれ始めてからはや30年(!)が経ちますが、振り返れば結果を出すことができませんでした。
より強い危機感をもって、市政でもこの課題に取り組んでまいりたいと思います。