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市長コラム令和5年1月号

 新年あけましておめでとうございます。

 令和5年の市政はいくつかの重要なテーマが控えていますが、そのうちの一つが新庁舎の建設場所の決定と基本構想の策定です。現在の市庁舎は築59年目を迎えるところで、建物の強度としては築65年が耐用年数とされています。あと6年経つと使用できなくなるわけではありませんが、災害時には災害対策本部を設置し、日常的にも多くの市職員や市民の皆さんが利用している庁舎なので、安全性を確保する必要があります。

さらには職員が執務を行うスペースも非常に狭く、各課が本庁舎、第2庁舎、第3庁舎、第4庁舎、教育委員会は清武総合支所と分散しており、業務効率も非常に悪くなっています。職員の業務効率の低下は、市民サービスの低下、時間外勤務の増加にともなう人件費増など市の財政を圧迫する要因にもなります。よって、できる限り早期に新庁舎を建設し、市庁舎の集約化、機能性向上、安全性確保を図る必要があります。

市庁舎の建て替えにあたっては、仮に300億円の事業費の場合、75億円は今後積み立てていく基金から用意をし、残り225億円を市債という借金で賄います。この市債は、その後計画的に返済をしていきます。大型の事業にはなりますが、将来の本市にとって重要な投資となりますので、できる限り無駄なコストは落としながら、多くの市民の皆さんに納得いただける形で進めて参ります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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