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市長コラム令和7年10月号

我が国や世界におけるがん対策の目標は、「75歳未満の年齢調整死亡率」を下げることです。

年齢調整死亡率とは、人口の年齢構成の違いを取り除いて、死亡率を公平に比べられるようにした数字です。加齢にともなってがんのリスクが高まるので用いられています。

この死亡率は、我が国を含む世界の主要国において下がり続けていて、それは禁煙の広まりや感染症(がんの原因となる感染症はいろいろあります)の予防、そして検診や治療法の進歩が大きく寄与しています。

今月の市広報では、市民の皆さんに受けていただきたいがん検診の案内を掲載しています。がんの種類は非常にたくさんありますが、国が推奨しているがん検診は、男性が「胃がん・大腸がん・肺がん」の3つ、女性が「胃がん・大腸がん・肺がん・子宮頸がん・乳がん」の5つです。

これらの検診を、決められた間隔できちんと受けていただけると、がんによる死亡率はさらに低下するでしょう。なかでも、乳がんや子宮頸がんは、近年我が国における年齢調整死亡率は低下しておらず、検診受診率を向上させることが非常に重要となっています。皆さん、がん検診を受けましょう!

宮崎市長 きよやま とものり