宮崎市

令和元年5月9日 発表事項

1.宮崎市国民健康保険の特定健康診査自己負担金を無料とします

本市では、今年度から宮崎市国民健康保険の特定健康診査を受診する際の自己負担金を無料とします。

「特定健康診査」は、生活習慣病の予防や早期発見を目的に、40歳から74歳までの宮崎市国民健康保険加入者を対象とした健診で、6月から翌年2月末までの期間に、血液検査や尿検査、血圧測定、診察などの基本的な健診を受けることができます。

なお、本市は、健診受診の定着化を図るために35歳以上の方から受診を呼びかけております。

この健診は「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき医療保険者に義務付けされており、本市では平成20年度より実施しております。

本市の受診率は、特定健診が始まった平成20年度から微増傾向で、平成29年度は過去最高の24.3%となりましたが、残念ながら県内最下位の状況にあります。

これまで、特定健康診査の自己負担金は1,000円としていましたが、県内市町村や中核市でも自己負担金の無料化を行うことで、受診率が向上していることから、今年度より本市でも自己負担金の無料化を行うことといたしました。

この機会により多くの方に健診を受けていただき、健康づくりの推進につなげていきたいと考えております。

 

2.平成30年 宮崎市観光統計(速報版)を公表します

平成30年の観光統計速報値を公表いたします。はじめに、主要な2つの指標についてです。

観光入込客数は615万5千人と前年比の2.6%増、宿泊者数は257万8千人と前年比4.0%増となっております。

増加の要因としては、巨人軍春季キャンプ60年記念のイベント等で春季キャンプへの入込客が増えたことや、関西からのLCC増便及び本市の誘客事業の効果等により、関西方面からの観光入込客数が増加したことが挙げられます。

次に、外国人宿泊者数ですが、208,900人と前年比17.1%増となりました。主な要因としては、宮崎空港に就航しているLCCの韓国直行便が増便し、韓国からの観光客が大幅に伸びたことが挙げられます。

また、本市での外国人誘客事業の効果もその一因ではないかと考えております。

今回の速報値のとおり、平成30年は観光入込客数、宿泊者数ともに増加という結果となりました。本市の滞在型観光推進の取り組みの成果が、少しずつ現れてきたのではないかと考えております。

今回の統計のデータを生かして、今後の観光施策の構築に役立ててまいりたいと考えております。

このページのトップに戻る