宮崎市

令和元年6月6日 発表事項

1.パートナーシップ宣誓制度を開始します

本市では、第五次宮崎市総合計画に掲げる「一人一人が尊重され、生き生きと暮らせる共生社会」の実現を目指しております。

その取組みの一環として、パートナーシップの関係にあるおふたりの宣誓書の届出に基づき、本市が受領証を交付する「パートナーシップ宣誓制度」を6月10日(月)から開始いたします。

この制度につきましては、昨年3月に宮崎大学の学生のみなさんからの要望もありましたことから、制度の実現に向け、当事者団体の皆さんとの意見交換会やパブリックコメントを実施し、広く市民の皆様からご意見をいただくなど、準備を進めてきたところでございます。

この制度は、本市がおふたりのパートナーシップを尊重するもので、法律上の効果が生じるものではありません。

しかしながら、市営住宅の入居申込対象者となるなど、人生のパートナー関係であるおふたりが、本市において安心して生活いただくための一助となる取組みであると考えております。

また、市民や事業者の皆様に、この制度の趣旨を理解していただくことで、多様な性を尊重する社会づくりが推進されるものと期待しています。

 

2.中国 青島市と経済協力パートナーに関する覚書を締結します

この度、中華人民共和国 青島市と本市との間で、経済協力パートナーに関する覚書を締結することになりました。

本市と青島市との交流につきましては、2004年に市観光協会と青島市旅遊局との間で「観光友好盟約」を締結以来、現在まで、市内で開催している「みやざき青島(ちんたお)国際ビールまつり」に旅遊局や青島(ちんたお)ビール工場の関係者が参加されており、継続的に交流されております。

今回の経済協力パートナーに関する覚書につきましては、これまでの観光分野に限定した交流に留まらず、経済や貿易に関する交流や協力を通して、互恵関係の構築を目指すことを目的とし、青島市からの要請によるものでございます。

覚書の内容につきましては、貿易等の促進や商談会等の経済交流が円滑に実施されるように双方が努めること、特に、重点分野として、観光、物流、IT、農林水産、食品、環境、高齢者福祉などを掲げています。

本市といたしましては、今後、販路拡大やインバウンドによるヒトの交流促進のほか、航空路の開設にも繋がることができればと期待しております。

なお、締結に際しましては、私が6月13日に中国・青島市を訪問し、青島市長と締結式を行う予定となっております。

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