宮崎市

令和元年7月9日 発表事項

1.宮崎公立大学との福祉避難所協定の締結について

宮崎市と公立大学法人宮崎公立大学は、7月8日に同大学の施設である交流センターを福祉避難所として活用することについての協定を締結しました。

今回の宮崎公立大学交流センターの活用により、新たに100人が収容可能人数増となります。

福祉避難所とは、避難生活の中長期化が予想される地震災害などの際に、通常の指定避難所では避難生活を送ることに支障がある高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児、難病患者などの特別な配慮が必要となる要配慮者のために開設される二次的な避難所です。

二次的な避難所となりますので、最初から避難所として利用することはできません。

高等教育機関を福祉避難所として活用する取組は県内では初めての事例であり、宮崎公立大学交流センターの追加により、本市の福祉避難所数は、合計で78施設、収容可能人数は3,197人となりました。

しかしながら、南海トラフ巨大地震等の大規模災害の際には、多くの要配慮者の方たちが避難生活を送ることになりますことから、現状として福祉避難所の施設数も収容可能人数も不足しています。

これまで社会福祉施設を中心に福祉避難所の確保に努めてきましたが、今後は、行政・民間企業などの施設を所有する団体との対話を通じて、福祉避難所の必要性についてご理解・ご協力をいただき、様々な分野のバリアフリー対応の施設を福祉避難所として活用することで、南海トラフ巨大地震等の大災害に備えていきます。

 

2.NPO法人Swing-By、宮崎大学教育学部と子ども支援連携協力に関する協定を締結します

この度、NPO法人Swing-By(スウィングバイ)様及び宮崎大学教育学部様と本市との間で、子ども支援連携協力に関する協定を締結することになりました。

それぞれの資源やノウハウなどを活用し、宮崎の子どもたちの貧困の連鎖を断ち切り、子どもがその置かれた状況にかかわらず、将来への夢をもって成長できるよう支援していく目的です。

NPO法人Swing-By(スウィングバイ)様及び宮崎大学教育学部様は、これまでも学習支援等の取組を実施されていましたが、更なる支援の充実を目指して、本市と協定を締結することとなりました。

連携の内容については、学習支援や生活支援等を想定しておりますが、協定締結後には、実際に連携する関係各課との間で詳細な覚書を交わして、連携内容を決めていくことを予定しております。

協定の締結式は、令和元年7月16日(火)の11時15分から、宮崎市役所本庁舎4階の特別会議室にて行います。

本協定を皮切りにして、官学民が連携し、これまで以上に子どもの貧困対策に関する支援が、必要とする人に届く体制が整っていくことを期待しております。

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