宮崎市

令和元年8月7日 発表事項

1.「生目古墳群とみやざきの古墳群」図録を販売します

本市では、県をはじめ、西都市・高鍋町・新富町と共に2市2町で、生目古墳群や西都原古墳群など県内に点在する古墳群を「南九州の古墳文化」として、世界文化遺産登録に向けた取組みを行っています。

そのような中、昨年5月には、九州で唯一、100mを超える前方後円墳を3基も有する生目古墳群や約80基の横穴墓からなる蓮ヶ池横穴群などの文化財が、西都原古墳群や新田原古墳群などと共に、日本遺産に認定されたところでございます。

それを記念し、このたび、作成した図録を販売することにいたしました。

今回、販売する図録「生目古墳群とみやざきの古墳群」には、これまでに本市で取り組んできた文化財の調査結果を基に、美しい景観を誇る「生目古墳群」や80基にもおよぶ横穴(よこあな)墓(ぼ)を持つ「蓮ヶ池横穴群(よこあなぐん)」のほか、市内に点在する数多くの文化財を掲載しております。

図録は、A4判96ページのフルカラーで、充実した内容になっております。販売価格は、1冊、税込みで「1,500円」とし、500部ほど用意しております。

市民の皆さまをはじめ、観光で本市を訪れた方にも、広く販売したいと考えておりまして、生目古墳群をはじめとする遺跡を紹介することで、さらなる本市の魅力を発信してまいります。

なお、販売窓口は、生目の杜遊古館で8月10日から販売いたしますので、この機会に是非ご購入いただければと思います。

2.宮崎市職員採用試験受験申込における電子申請サービスの提供を開始しました。

令和元年9月実施の職員採用試験の出願について、インターネットから申込みができるよう「電子申請サービス」の提供を開始いたしました。

これまでは、紙による申込みしか受付けておりませんでしたが、今回、9月実施の職員採用試験よりインターネットからの電子申請による受験申込受付に変更となります。

申込方法としましては、宮崎市ホームページから専用の申込みサイトにアクセスすることで簡単に応募することができます。

また、申込みは、パソコンからだけでなく、スマートフォンからも簡単に応募することができます。

インターネットからの電子申請での申込みが可能になることで、受験者の負担減につながり、受験者の応募数の増加を見込んでおります。

また、職員の受験申込み受付後の情報管理やその他の事務処理作業が減少することで、業務負担の軽減や業務の効率化を図れると考えております。

今回、「電子申請サービス」の提供を開始することで、職員採用試験の受験者数の増加につなげてまいりたいと考えております。

3.全25中学校に外国語指導助手(ALT)を配置します。

本市では、第二次宮崎市教育ビジョンにおいて、臆することなく外国語(英語)によるコミュニケーションができる児童生徒の育成を目指しています。

これまで25中学校区に15名の外国語指導助手、いわゆるALTを配置していましたが、8月28日からは全25中学校に1名ずつ配置します。

ALTは、自治体国際化協会が実施しております「語学指導等を行う外国青年招致事業」、いわゆるJETプログラムを活用して招致しており、8月19日には辞令交付式を実施する予定です。

私は、市長選の公約として、急速な社会のグローバル化に対応した、豊かな国際感覚を持った人材を育成することに重要性を感じたことに加え、来年度から全面実施となる小学校の新学習指導要領において、「外国語科」が5、6年生に新設されるなどの大きな教育改革が行われることを受けて、このALTの全中学校への配置を掲げておりました。

今後は、普段の学校生活にALTがいるという環境の中で、地域に根ざした外国語教育を実施し豊かな国際感覚を持った児童生徒を育成して参ります。

ここで、地域に根ざした外国語教育の実践例のひとつとして、市内の中学生がALTと作成した地域を紹介する動画をご覧いただきたいと思います。

 

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