宮崎市

令和元年10月3日 発表事項

1.「ドイツ・カナダホストタウンフェスタ」を開催します

本市は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、英国、イタリア、ドイツ、カナダの4か国のホストタウンとして登録を受け、気運醸成に取り組んでいるところです。

今回、広く市民の皆様に、ホストタウン相手国の文化等を知っていただくとともに、大会を身近に感じていただくため、10月19日(土曜日)にフローランテ宮崎において、市民向けのイベントを開催することにしました。当日は、一昨年の英国、昨年のイタリアに続き、ドイツとカナダにスポットを当て、MCとドイツ・カナダ出身の方によるトークイベントや相手国をイメージした食やスイーツの販売などを行う予定としております。また、今回のイベントでは、会場であるフローランテ宮崎の入場料が無料となるほか、「景観まちづくり推進大会」を同時開催とし、美しい花々に囲まれながら、ドイツやカナダの食文化等に親しんでいただける内容となっております。

このイベントを通して、市民の皆様にオリンピック・パラリンピックやホストタウン相手国を身近に感じていただき、大会に向けた、おもてなしの気運を高められればと思います。

 

2.「宮崎花旅365.FES」を開催します

令和元年度、国のガーデンツーリズム登録制度が創設され、花ボラネットみやざき協議会の計画「宮崎花旅(みやざきはなたび)365(さんろくご)」が、5月に全国第1陣として登録されました。これを記念して協議会が主体となって10月12日から11月24日の期間を「宮崎花旅(みやざきはなたび)365(さんろくご).FES(ふぇす)」とし、様々なイベントが開催されます。

期間中には、計画の構成庭園であるフローランテ宮崎やこどもの国等でガーデンの花の魅力を楽しむ各種イベントが開催されます。また、専門家をお招きしたシンポジウム、県外向けに宮崎のガーデン巡りの旅を提案するエクスカーション、県民を対象に花をテーマに企画された旅を体験していただくモニターツアーが実施されます。

宮崎市といたしましても、協議会の一員として、フローランテ宮崎では宮崎市景観まちづくり推進大会を、宮崎空港ではウェルカムマルシェを実施し、また、国・県との共同によりジャパンガーデンツーリズムの紹介番組を制作することで、県内外に向けて「宮崎花旅365」をアピールしていきます。

 

3.災害時に備えて「貯水機能付給水管」を整備しました

本市上下水道局では、現在、南海トラフ巨大地震等の災害時に対応するため、指定避難所へ応急給水施設の整備を進めています。その一環として、3つの指定避難所がある生目の杜運動公園(体育館、はんぴドーム、アイビースタジアム)に、「貯水機能付給水管」を整備しました。これは、今後、同様の施設が民間施設等へ普及していくことを期待して、そのPRも兼ねています。

この施設は、公園内の「給水管」の途中に、容量4t(4,000ℓ)の球形タンクを整備することで、平常時は給水管の一部として機能していますが、地震などの災害時には、水道管が破損して公園内が断水した場合でも、タンク内にきれいな水が確保され、避難された方々へ飲料水を提供することができます。また、給水タンクとして、随時、飲料水を補充することもできます。なお、球形タンクには、運動公園に相応しいサッカーボールのペイントを施しております。

これをはじめ、上下水道局では、今後も耐震化など計画的な施設の整備・更新に努め、災害に強い上下水道を目指してまいります。

なお、来週10月8日(火)午前10時から、現地にてマスコミの方々を対象とした説明会(デモンストレーション)を行いますので、ぜひ現地にてご覧いただくようお願いいたします。

 

4.宮崎市からの経済訪問団が中国・青島市を訪問します

本市は今年6月に中国・青島(ちんたお)市との間で、「経済協力パートナー」に関する覚書を締結しており、今後、経済や貿易に関する交流や協力を通して互恵関係の構築を目指しているところですが、この度、市内の各産業経済分野の代表等が11月2日から青島(ちんたお)市を訪問いたします。訪問先では、中国貿易に関する経済セミナーや青島(ちんたお)市の各産業分野の方々とのビジネス交流会を実施し、ヒト・モノの経済交流を促進します。訪問団については、22企業・団体等にお声かけしているところでございます。

また、今回の訪問時期に毎年開催されている「青島(ちんたお)ジャパンデイ」において、本市としては中国大陸で初めてとなる観光プロモーションも実施します。本市と市観光協会で観光ブースの出展や現地旅行代理店へのセールス等を行い、宮崎の魅力をPRすることでインバウンド誘致にもつなげたいと考えております。なお、11月2日から7日の期間、両市が今後経済交流を深めていくことを目的に、青島市の主催で今回初めて「青島ジャパンウィーク」というイベントも開催される予定とうかがっています。

私を含めた訪問団は11月2日から5日の期間での訪中を予定していますが、今回の訪問により、チャーター便就航の可能性など、経済交流の拡大や中国からのインバウンドの推進の足がかりとしていきたいと考えております。

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