宮崎市

令和元年12月12日 発表事項

1.マイキーID設定支援窓口を開設します

消費税率の引き上げに伴う反動減対策として実施されている、キャッシュレス・消費者還元事業が来年6月に終了したあと、消費活性化のための一定期間の措置として、9月よりマイナンバーカードを活用した消費活性化策の開始が予定されております。

マイナンバーカードを活用した消費活性化策とは、マイナンバーカード取得者がマイキーIDを設定したあと、各種決済サービスにおいて、一定額の前払い等を行った場合に、国が金額に応じた「マイナポイント」を付与するもので、各種決済サービスが利用可能な店舗等において、ポイントを利用することができます。

この「マイナポイント」の申し込みに必要なマイキーIDの設定については、インターネットに接続できるパソコンとカードリーダーか、一部のスマートフォンにおいて個人で設定することも可能ですが、本市では、設定の支援を希望される方に対して、市役所内に設置するマイキーID設定支援窓口において、設定支援を行うことになりました。

設定支援窓口は本庁舎1階市民課のマイナンバーカード交付窓口の付近に開設しますので、マイナンバーカードをお持ちのうえ、マイキーIDの設定にお越しください。

2.シンガポールのダイニングレストラン「Sushi Tei(スシテイ)」で宮崎フェアを開催します

一般社団法人みやPEC推進機構では、事業の一環として宮崎市の農林水産物の海外への販路拡大に取り組んでおります。

このたび、みやPEC推進機構が業務提携している株式会社宮崎銀行の協力のもと、シンガポールで14店舗を展開するダイニングレストラン「Sushi Tei(スシテイ)」にて宮崎産の農林水産物を食材として提供する宮崎フェアを開催します。

フェアの開催期間は12月18日から3月17日までの3ヶ月、91日間を予定しております。これまでに、シンガポールの百貨店での宮崎フェア開催はありますが、レストランにおける大規模なフェア開催は今回が初めてとなります。

今年7月には、Sushi Teiのスタッフの方々3名に、実際に宮崎にお越しいただき、産地視察をしてもらうことで、宮崎の食材や自然に触れ、宮崎の魅力を存分に知っていただきました。

宮崎フェアで提供されるメニューには、視察で案内した宮崎ブランドポークをはじめ、宮崎産の魚介類やドレッシングなどの加工品が使用されます。

フェアに先立って開催されるメディアレセプションには、私も参加し、本市の魅力をしっかりとPRしたいと考えております。

3.田野・清武町の冬の風物詩「大根やぐら展」を開催します

日本一の干し大根と大根やぐら日本農業遺産推進協議会では、日本農業遺産認定に向けた活動をしており、認定に向けた機運醸成の一環として、来年1月11日に、昨年度に引き続き宮崎ブーゲンビリア空港にて、「田野・清武町の冬の風物詩大根やぐら展」を開催いたします。

開催期間は、令和2年1月11日(土)から1月17日(金)となります。今年度は、昨年展示した大根やぐらよりも、ひとまわり大きく設置し、さらに、やぐらに干す本物の大根を増やすなど、田野・清武地域の冬の時期にしか味わうことのできない風景、空間を、より実物に近い形で提供してまいります。

実際の現地の雰囲気を味わってもらえるように、VR体験や本物の干し大根をかける体験も予定しています。さらに、大根やぐらで干された大根の漬物やお茶等のふるまいを行いますほか、田野・清武町の特産品の販売を行います。また、宮崎県立宮崎農業高等学校、日南学園高等学校頴学館の学生がボランティアとして参加し、イベントを一緒に盛り上げていきます。

特産品を販売するお店やイベント内容等の詳細な情報については、今後、市ホームページや協議会ホームページにて発信してまいります。

なお、今月19日より田野町域で大根やぐらのライトアップを開催いたしますので、こちらにもぜひお越しください。

4.学校における働き方改革の推進について

近年、小中学校の教師の長時間勤務については、全国的な問題となっております。このことは、教師の心身の健康に影響を及ぼすだけでなく、子ども達に対する教育活動の質にも少なからず影響することが懸念されます。

このようなことから、今年度、「宮崎市学校における働き方改革推進委員会」を設置し、「宮崎市立小中学校の教師の勤務時間の上限に関する方針」と、この方針を達成するための具体的な取組計画である「宮崎市立小中学校における働き方改革アクションプラン」を策定しました。

本市の教師の現状をみましても、なかには過労死ラインとされる月80時間を超えて時間外勤務をしている教師もいます。方針では、時間外勤務の上限の目安時間を、月45時間、年360時間と定めています。また、アクションプランは、当面の目標を、「時間外勤務の時間が月80時間を超える教師をゼロにする」としており、方針を達成するための取組を、学校の業務改善など4つの視点で整理しています。

学校の先生方は、子ども達のためならと苦労をいとわず、頑張ってくれています。しかし、それで先生方が体調を崩すようなことになってしまっては、それは子ども達のためにはなりません。教師が、働きやすい環境でやりがいと充実感をもち、いつも生き生きと子ども達に向き合えるよう、そして、子ども達によりよい教育を提供できるよう、この方針とアクションプランの下、市としても学校と力を合わせて取組を推進してまいります。

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