令和2年5月14日発表事項

令和2年5月14日市長定例記者会見動画

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現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの需給が逼迫しており、市内の障がい福祉サービス事業所及び介護サービス事業所等におきましても、利用者や職員が利用するマスクが不足している状況が続いているところです。

当該事業所につきましては、ウイルスに対する抵抗力が弱い利用者も多く、各現場における衛生環境を保持することが喫緊の課題となっていることから、今回、市独自の支援策としまして、市がマスク約32万枚を一括購入し、各事業所に対して配付することとしました。

配付対象は、市内の障がい福祉サービス事業所等633事業所、介護サービス事業所等1,126事業所の利用者及び職員です。

各事業所への配付時期につきましては、マスク納品後、速やかに行う予定です。

このことにより、感染防止の充実が図られるものと考えているところです。

新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方に対して、緊急経済対策における税制上の措置として、地方税関係の「徴収猶予制度の特例措置」に係る関係法令が4月30日（木）に可決し、即日、公布、施行されました。

今回の特例措置の対象となる地方税は、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期限が到来するもので、本市では全ての税目が対象となります。

特例の内容は、収入が概ね20％以上減少した場合において、無担保かつ延滞金無しで最長1年間、徴収の猶予ができるというもので、申請手続きについて市ホームページ等で案内を開始しています。

なお、申請につきましては、郵送（eLTAX(エルタックス)※でも可）で受け付けていますので、窓口の混雑緩和を図るためにも、市民の皆様には郵送での申請をお願いしたいと考えています。

また、5月16日（土）から6月末までの毎週土曜日（午前10時～15時まで）に電話での相談窓口を開設します。申請書の作成や手続き方法が分からない皆様は、是非ご相談ください。

※eLTAXとは、全国の地方公共団体が共同で運営する地方税ポータルシステム。システムを活用して電子申告や電子納税、電子申請・届出等ができる。

新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンド(訪日外国人）の減少やイベントの自粛などによる需要減退を受け、牛肉や花きをはじめ、高級果樹などの農畜産物が大きな影響を受けています。

特に「花き」については、2月下旬以降の卒業式、入学式の中止や、各種イベントの自粛などにより、需要が大きく落ち込む中、4月7日の首都圏における緊急事態宣言の発令に伴い、イベント自粛の延長や小売店の休業が拡大したことで、花きの価格が暴落し、特に九州圏外への「みやざきの花」の輸送が厳しくなっています。

現在、九州圏内の市場では、花きの取扱量が飽和状態となっており、このままでは更なる価格暴落や出荷停止を引き起こしかねない状況となり、農家経営に重大な影響を及ぼす恐れがあります。

そこで、緊急的な取り組みとして、市内の花き生産者を対象に、九州圏外の市場に出荷する際の輸送費の一部を支援することで、九州圏外における「みやざきの花」のブランドの維持を図るとともに、首都圏での消費を確保し、花き生産者の皆様の所得向上を図ります。