宮崎市

令和2年12月18日 発表事項

令和2年12月18日 市長定例記者会見動画

会見動画(市公式YouTube)をご覧いただけます。

 

1「7年半の時を経て、来年4月に生まれかわった小戸之橋が開通します」

令和3年4月3日土曜日の午後3時に、小戸之橋が開通します。

開通にあたりまして、記念式典を開催し、周辺地域からの応募により選出させていただく3世代夫婦による「渡り初め」を行います。

小戸之橋の架け替えにつきましては、昭和通線(小戸之橋架替え)整備事業として、平成18年度から着手し、平成25年11月からは7年半にわたり通行止めを行い、工事に取り組んでまいりました。

多大な費用を要する仮橋を架けない工法としたため、市民の皆様には大変なご不便をおかけすることになりましたが、一方で、橋の重要性を再認識するきっかけになると捉えまして、この7年半の間、地域の方々と一体となって様々なイベント等に取り組んでまいりました。

今後は、来年3月の竣工に向け、残る工事の進捗に万全を期し、市民の皆様に末永く親しまれる橋にしていきたいと考えております。

なお、記念式典では、新型コロナウィルス感染症経済対策として、来春開催予定の「ミヤザキ春の花まつり」と連携し、会場を花で飾り付けるとともに、来場者には花のプレゼントを行うなど、共に喜びを分かち合えればと考えております。

 

2「避難所混雑解消のための災害時協定を締結します」

近年の集中豪雨等による自然災害は、激甚化、頻発化しており、毎年のように各地で甚大な被害をもたらしています。

また、本市におきましても、台風や線状降水帯による災害が危惧されている中、今年9月の台風第10号では、特別警報級とはならなかったものの、事前の気象庁の呼びかけなどから、市民の危機意識もこれまで以上に高まり、指定避難所だけでも、最大で6,250人と多くの市民が避難されたところです。

最終的に106箇所の避難所を開設したところですが、昨年までと異なり、今年は避難所で消毒や換気、「3密」回避といったコロナ禍での運営が必要となったことから、満員となった避難所も21箇所ありました。

このようなことから、避難所に避難される方が事前に避難所の混雑状況を把握し、混乱することなく避難行動がとれるよう、MAP型混雑検知システムを提供している株式会社バカンと災害時協定を締結し、台風等の災害時に開設する避難所の混雑状況を、市民がスマートフォンなどからリアルタイムで確認できる情報を発信いたします。

3「令和2年度(令和3年)宮崎市成人式の1月開催の見送りについて」

令和3年1月3日(日)、9日(土)、10日(日)、11日(月)に、市内24会場で開催を予定していた令和2年度(令和3年)宮崎市成人式は、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、新成人と市民の皆様の健康と安全を第一に考え、開催を見送ることにいたしました。

これは、国の施策である「Go To トラベル事業」や「Go To イベント事業」等が全国一斉に停止されることが決定されたほか、昨日県知事から県民に対し、年末年始の県外からの帰省について、慎重に判断するよう求めがあったこと等の状況を踏まえたものです。

本市の成人式は、各地区の成人式実行委員会の皆さんが企画運営を行っていただいており、今日まで地域住民の皆様が新成人のために、一生懸命準備を進めておられました。新成人の皆様も、大変楽しみにされていたことと思います。

そのような中で、開催を見送らざるを得なくなったことは、私といたしましても大変心が痛む想いであり、苦渋の決断であります。

開催の見送りにあたっては、当日会場で上映する予定だったお祝いメッセージ等の動画を、You Tubeに掲載することを考えております。

また、集会形式での成人式を延期して開催するかどうかにつきましては、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を注視し、各地区実行委員会の意見も参考に、検討してまいります。
 

 

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