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令和5年12月14日市長定例記者会見

目次

●発表事項

1 新たな地域まちづくりのあり方について 方針(案)

2 保育施設利用のオンライン申請のリニューアルについて

3 市刊行物のデジタル化に取り組みます!

4 アジアゾウ「チョイ」の来園について

令和5年12月14日 宮崎市長定例記者会見 要点動画

発表事項

1新たな地域まちづくりのあり方について 方針(案)

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・本市では、平成18年1月に地方自治法に基づく地域自治区制度を導入し、 協議組織である地域協議会と、その事務局として地域自治区事務所を設置し、地域まちづくりを推進している。

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・全国の地域自治区制度の導入状況をみると、全国では13市町、中核市では2市となっており、非常に少ない。

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・地域まちづくりの課題として、令和5年6月のアンケート結果では、活動する人材の高齢化や固定化のほか、 活動する人材の不足など、人材に関するものが多くを占めている。
・地域活動を実施している地域まちづくり推進委員会の構成員の推移では、50代〜60代は減少傾向、 70代〜80代は増加傾向となっており、人材の高齢化や固定化が推測される。

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・地域まちづくりが進展してきた一方で、特に地域まちづくりの担い手不足、地域団体等の組織力の低下、 住民組織の二重化・重層化など、様々な課題が見られていることから、地域自治区制度を終了し、 より地域が主体となったまちづくりを推進していきたいと考えている。

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・具体的には、各地域では、地域課題の解決等を協議する地域協議会と 課題解決に向けて取り組む地域まちづくり推進委員会が連携しながら地域活動等に取り組んでいるが、 担い手不足や住民組織の二重化・重層化を解消するため、市の附属機関を設置せず、 これまで以上に、地域まちづくり推進委員会が中心となり、多様な主体で地域活動を実施できるよう、 まちづくりの仕組みを見直したいと考えている。

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・そのほか、若い世代や活動意欲のある個人やグループを発掘・育成するための仕組みづくりや 地域コミュニティ活動交付金の有効活用や地域の事務負担軽減等、財政支援の見直しに取り組んでいく予定。 今後、条例改正のためのパブリックコメントを行い、市民の方から意見を伺うとともに、地域協議会等で 説明を行ったうえで、議会への提案を行い、令和7年4月に移行できるよう進めていきたいと考えている。

2保育施設利用のオンライン申請のリニューアルについて

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・保育施設の利用申込はマイナポータルを利用したオンライン申請が便利。
・申込み締切日近くや 4 月入所の申請時期は窓口が大変込み合うため、マイナンバーカードをお持ちの方は、 ぜひオンライン申請をご利用いただきたい。
・施設の事前見学は必要ですが、手続きのために、ちいさなお子様連れで来庁するのは大変。 オンライン申請であれば来庁する必要がなく、24 時間申込が可能で、時間を有効に活用できる。
・令和 6 年 4 月分の保育所の入所申込は 12 月 1 日から受付を開始している。
・市へ申込を行う認可保育所や認定こども園の保育所機能、地域型保育事業の利用が対象。(約 160 施設)
・今年 3 月から、保育所等の利用に関する説明動画を宮崎市公式 YouTube チャンネルで公開している。
・動画の視聴やオンライン申請により、来庁せずに制度の理解から申し込みまで行える。
・このオンライン申請は、これまでも実施していたが、入力しづらい箇所も多く、利用者が一部に限られていた。
・そこで今回、より多くの方にオンライン申請をご利用いただくため、入力画面を次のとおりリニューアルした。

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・保護者の状況を入力すると、申請に必要な添付書類を提示する仕組みを導入した。

<これまで>
・これまでは、入力方法の問い合わせを電話や窓口で受けて案内していた。
・聞き取り不足などから添付書類に不足が生じることもあった。

<リニューアル後>
・世帯状況を選択することで、個別に必要な添付書類を提示。
・また、必須項目の表示で入力漏れを防ぐことや、 情報の紐づけにより、同じ情報を何度も入力する必要がないよう改良した。
・制度上、求められる情報が多い申請手続きだが、可能な限り使いやすくなるよう改良を行った。 オンライン申請をご利用ください。

3市刊行物のデジタル化に取り組みます!

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・市が発行する刊行物は種類も多く、また、本市ホームページへも掲載しているが、 様々な場所に掲載されており、必要な情報を探すのに時間を要している。
・今後は刊行物のデジタル化に取り組み、ペーパーレスの観点だけでなく、 市民や事業所の方々が必要な情報をより探しやすく利用しやすいよう取り組んでいく。
・本市に転入される方を対象にお配りしている「転入者セット」についても、デジタル化された刊行物を 市ホームページ上に集約した。紙での資料が必要な方については、従来通りの対応も行っていくが、 来年1月からは、転入者向けに集約されたページのQRコードを転入者に渡すなどの運用も行っていく。

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・こちらが、来年1月から配布予定の転入者向けの配布チラシのイメージ。 これまで多くの資料をまとめて紙で渡しており、負担に感じていた市民の方もいたかもしれないが、 1 枚にまとめたことで、負担も少なく、職員の事務軽減も期待できる。 引き続き、全庁を挙げてペーパーレスに取り組んでいきたい。

4 アジアゾウ「チョイ」の来園について

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・令和5年 12 月 20 日(水)に大分県の九州自然動物公園(アフリカンサファリ)から アジアゾウの「チョイ」が来園する。
・令和5年 12 月 21 日(木)に「チョイ」来園セレモニーを行う。
・当園には平成17年にタイ王国よりアジアゾウの「たいよう」(オス)と「みどり」(メス)が寄贈された。
・平成 26 年 1 月に「たいよう」が死亡したため、当園単独での繁殖が困難となり、 平成30年7月に「みどり」を神戸市王子動物園に預けたが、妊活不調により令和元年9月に帰園していた。
・それ以降もアジアゾウ飼育園間で調整を続けた結果、 大分県の九州自然動物公園(アフリカンサファリ)から繁殖目的で「チョイ」を借り受けることができることとなった。
・「チョイ」と「みどり」の間で新しい命をはぐくんでくれることを期待しましょう。

スライド資料 (PDF 3.14MB)

配付資料 (PDF 10.2MB)

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