目次
●発表事項
1本市の被災状況について
2台風でお住まいが被害にあわれた方へ、市営住宅を提供します
3災害ごみの収集・受け入れを行います
4家屋被害を受けた方にブルーシートを配布します
5被害を受けた方に対し罹災証明書等を発行します
6台風被害の片付けでサポートが必要な方へ
7被災された方への主な支援(減免等)
令和6年8月31日 宮崎市長臨時記者会見 要点動画
発表事項
1 本市の被災状況について
今回、台風の接近に伴い、最大で65 か所の避難所を開設し、最多の避難者数は、令和6年8月29日午前6時現在、突風被害のあった後で、678世帯、1,209人の方々が避難所に避難された。 内訳としましては、男性が464人、女性が745人。
現在の避難者数は、12 世帯26名で、これらの方々について、宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合宮崎支部との協定に基づき、避難所に避難されている方で希望される方を、順次、ホテルに移動していただくことで調整を行っている。既に、赤江地域で避難されている方々につきましては、順次、ホテルへの移動を開始しているところ。佐土原方面で被災された方についても、ホテルに移動できるよう、現在、調整を行っている。
人的被害は、令和6年8月30日現在で、重症者が1人、軽症者が29人。
住家被害は、令和6年8月30日で、半壊相当が19棟、一部損壊相当が731棟。
本日も、総勢で114 名の職員が被害状況調査に回っているところであるが、引き続き被害調査を行っているため、被害の数はさらに増加する可能性もある。
本日の昼の時点で、概数ではございますが、さらに、100棟ほど増加する見込み。
農水産業の被害も大きなものとなっている。現在調査中であるが、養鰻場の被害が4 か所、被害総額が約3億円となっており、農業施設につきましても、32 件発生しており、特にビニールハウスの大規模倒壊が6 件となっている。
2 台風でお住まいが被害にあわれた方へ、市営住宅を提供します
今回の台風でお住まいが被害にあわれた方へ、市営住宅に提供する。
入居できる期間は、 原則3ヶ月で、最大1年間まで延長可能。
住宅使用料(家賃)は免除。駐車場使用料は1台分は免除。その他、電気、ガス、上下水道料金、共益費はご自身での負担となる。
入居するためには「り災証明書」、駐車場を利用する場合は、車検証と運転免許証の写しも必要。
入居する方には、電気、ガス、上下水道の契約手続、それから自治会等への共益費の手続をご自身で行っていただく必要がある。
また、照明器具・家具類・カーテン・寝具・家電製品(エアコン・冷蔵庫など)などはご自身で用意していただく必要がある。
詳細の問合せ・申込み先は、建設部 住宅課 市営住宅係(TEL:0985-21-1804)まで。
3 災害ごみの収集・受け入れを行います
突風被害が発生した地区(特定エリア地区)の収集について
家電リサイクル品以外(ガラス、木くず、金属等)のものは、自宅前での回収を行う。
1回目の特別収集は、本日8月31日(土)と明日9月1日(日)。いずれも8時30分から収集を開始。
2回目は9月7日(土)を予定している。
家電リサイクル品については、まずは、郵便局でリサイクル券を購入いただいた上で、電話にて申し込みを行っていただく。
9月2日(月)から受付を開始。
宮崎市全域の災害ごみについて
ごみの大きさが1m未満のものは、お住まいの地区の通常の収集日に、指定の集積所に排出。無料回収するので、透明のビニール袋に「災害ごみ」と記載し、それぞれの袋に分別して入れていただく。
ごみの大きさが1m以上のものは、電話申し込みを行っていただき、個別収集を行う。9月2日(月)から受付を開始。
家電リサイクル品(テレビ、エアコン(室外機)等)については、先ほどの特定エリアの回収と同様。
エコクリーンプラザみやざきへの直接搬入について
分別を行ったうえで搬入いただくようお願いする。なお、搬入手数料として100キログラム毎に220円が必要。
明日、9月1日(日)は臨時的に開場し、受入れを行う。
4 ブルーシートを配布します
今回本市が竜巻(突風)で大きな被害を受けたことから、宮崎県と延岡市からブルーシートの提供の申し出があった。
配布の対象となる方は、台風10号により家屋被害を受けた方で、「り災証明書」などの証明は特に必要ない。(重複受取を防ぐため、名前と住所だけ書いていただく予定。)
配布日は、9月1日(日)の9:00から、無くなり次第終了。
配布場所は、市役所本庁舎正面玄関と、佐土原総合支所の保健センター。
原則1世帯につき2枚までの配布。
市役所本庁舎で配布するシートは740枚、佐土原総合支所で配布するシートは500枚。大きさは、3.6m×5.4mとなっている。
5 被災された方に対し罹災証明書等を発行します
罹災証明書・被災届出証明書は、災害により被害を受けた住家、動産等について、被害の程度などを証明するもの。
公的な被災者支援制度などを利用する際に必要となる場合がある。罹災証明書等の使用例としては、税金の減免、各種融資の申請、会社への休暇申請、共済金の支払請求など。
なお、民間保険会社の保険金の請求には、罹災証明書は基本的に不要。加入されている保険会社にご確認いただきたい。
申請手続は市役所の受付窓口にお越しいただくほか、電子申請(マイナポータルなど)においても、受け付けている。直接お越しいただく場合の受付窓口としては、市役所本庁舎、各総合支所、各地域センター。本日8月31日と明日9 月1日については、市役所本庁舎1階と佐土原総合支所のみ、臨時で窓口開庁を行う。
申請には、証明書交付申請書のほか、被災状況が確認できる写真などが必要となるため、修理などをされる前に、必ず、写真を撮影していただきたい。
写真の撮り方のポイントについては、被害状況がよく分かるように撮影いただく必要がある。(スライド参照)
6 台風被害の片付けでサポートが必要な方へ
宮崎市社会福祉協議会ボランティアセンターでは、突風や台風による被害に遭われた方で、片付けやゴミ出し等の手伝いが必要な方へボランティアを派遣していただいている。
通常の受付時間は、平日9:00から16:00までとなっているが、臨時的に今週土日も受け付けていただくことになった。
お困りの方は、0985-52-7170 までご連絡いただきたい。
なお、専門性の高い作業(屋根の補修など)や危険な作業には対応できないため注意していただきたい。
7 被災された方への主な支援(減免等)
本市では、台風などの災害により被災された方を対象とした、市税や保育料等の減免や徴収猶予等の制度がある。
減免等の適用にあたっては、住居等の被害状況や所得基準などの要件があるため、詳細は各担当課へ問い合わせいただきたい。
スライドには記載していないが、住居が全壊・半壊及び床上浸水の被害を受けた方に対するお見舞い金の支給制度もある。こちらは、現在実施している建物被害調査の結果を踏まえ、対象者の方へ個別にお知らせすることとしている。