目次
●発表事項
3 檍地区交流センターの整備運営を行う事業者を募集しています
4 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)を令和7年4月に設置します
令和6年10月16日 宮崎市長定例記者会見 要点動画
発表事項
1 高松橋通行止めに伴う渋滞緩和に積極的に取り組みます
・ 高松橋は、建設から42年(1982年完成)が経過
・ 平成27年度の定期点検において、老朽化による損傷が見つかり、令和3年度から令和7年度にかけて大規模修繕工事を行っている。
・ 既に市の広報誌やSNS、看板等によりお知らせしているが、令和6年10月21日(月)午前0時 から 令和6年12月10日(火) まで 交通規制を行う。
・ 車道については終日、全面通行止め。 歩道については、工事期間中、片側のみ通行可能。
・ 今年度は、令和7年3月以降に同様の交通規制を1か月程度予定。
・ 工事期間中は、交通渋滞が予想される。ご不便ご迷惑をおかけするが、ご理解ご協力をお願いしたい。
・ 現在、朝夕の通勤時間帯に高松橋周辺の交差点や橋梁において、渋滞が発生している。
・ 特に国道10号と県道宮崎須木線の交差点に向かって東向きの道路において、午前8:00から8:40の間、900mを超える渋滞が発生している。
・ 高松橋は現在、午前7:40から8:40の朝のピーク時間帯に約870台の車両が東向きに通行しているが、通行止めにより近隣の橋梁に分散されるため、周辺の交差点や橋梁では、更なる渋滞が予想される。
・ 同時間帯は市職員の通勤時間とも重なることから、高松橋ほか4橋(大淀大橋、橘橋、天満橋、宮崎大橋)を通って車・バイクにより通勤している職員を対象に、通勤時間をずらすことを奨励するなどの渋滞緩和の取組を実施する。
・ 取組の例としては、時差出勤やフレックスタイムを利用した通勤時間の変更や、自転車通勤等への切り替え、テレワークによる勤務等。
・ 取組実践の目標値を50%と設定し、市が率先して渋滞緩和に取組むことで、民間においても同様の取組が広がることを期待したい。
・ 取組にあたって、現在実施しているフレックスタイムの試行期間を10月31日までとしていたが、渋滞緩和の取組の一つとして効果が期待されることから、試行期間を12月27日まで延長する。
・ また、フレックスタイムをより利用しやすくするため、申請期限の見直しとして、これまではフレックスタイムによる勤務を行う週の前週の金曜日までに、申告簿による申請、決裁を終えることを求めていたが、これを、フレックスタイムによる勤務を行う時までに終えれば良いこととする。
・ 今回の期間延長と、申請期限の見直しにより、より多くの職員がフレックスタイムを利用できるようにすることで、制度の利用に係るデータをさらに収集し、制度の本格導入の可否や、制度のあり方検討に活かす。
・ 今後も、効率的な市政運営を行うため、職員の健康保持や、多様な働き方を推進する観点から、職員の働きやすい環境の整備に引き続き取り組んでまいりたい。
2 木造住宅の耐震化補助の追加受付をします
・ 市議会9月定例会で補正予算を確保できたため、15日から「木造戸建て住宅の耐震診断」及び「木造住宅の耐震改修」の補助の追加受付を開始した。
・ 受付期間は令和6年10月15日(火)から令和7年1月31日(金)まで。申込受付は「先着順」とし、予算額に達し次第終了する。
・ 耐震診断の補助対象住宅は、昭和56年5月31日以前に着工された2階建て以下の戸建て木造住宅。
・ 追加件数は約180件。
・ 申込先は一般財団法人 宮崎県建築住宅センター、補助率は100%(全額補助)。
・ 耐震改修の補助対象住宅は、耐震診断の結果が1.0未満である昭和56年5月31日以前に着工された2階建て以下の木造の戸建て住宅、長屋、共同住宅。
・ 追加件数は約10件。
・ 申込先は宮崎市 都市整備部 建築行政課、補助率は工事費の80%かつ最大100万円。
・ 詳細は宮崎市ホームページに掲載。「宮崎市 耐震化」で検索していただきたい。
3 檍地区交流センターの整備運営を行う事業者を募集しています
・ 檍地区交流センターは、檍中学校に隣接する「現在地」から「江田原ふれあい広場」へ移転建替えを行う。
・ 公民連携の手法を取り入れ、サウンディングによる事業者との対話を踏まえて事業方針を決定した。
・ これまで交流センターは市直営で管理運営を行ってきたが、今回宮崎市の交流センターで初めて指定管理者制度を導入する。
・ 事業方式は「DBO方式(デザインビルドオペレーション方式)」とし、運営事業者が効果的に運営できるよう、設計の段階から運営の視点が反映できるよう、運営者・設計者及び工事施工者を一体的に選定する。
・ 檍地区の特色を生かし、「居心地の良い空間」「子どもたちの健やかな成長をはぐくむ遊びの場」「隣接した公園との一体的な活用」「多彩な活動を生み出すきっかけ」を提供する『交流、地域活動、生涯学習の拠点施設』を一緒につくっていただく事業者を募集する。
・ 事業スケジュールについて。既に募集を開始しており、資格審査受付締切は令和6年11月8日。
・ 令和7年度から令和9年度にかけて設計・施工し、令和10年1月の開館を予定している。
・ 詳細は、ホームページに資料を掲載しているが、多くの事業者の皆さまに参加していただきたい。
4 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)を令和7年4月に設置します
・ 令和7年4月に、学校に登校できていない子どもたちの新たな学び場として、学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)を設置する。
・ 場所は宮崎市教育情報研修センター内。
・ 学校名は宮崎市立ひなた中学校。既存の夜間中学に加え、昼間の学びの多様化学校の機能を併せ持つ学校となる。
・ 各学年1学級、1学年につき15人程度の学校。
・ 宮崎市在住の不登校・不登校傾向の中学生のうち、学びの多様化学校で学ぶ意欲のある生徒が対象。
・ 「自己肯定感を高める教育の推進」、「個別最適な学びの充実」、「個性を活かした教育の推進」、「社会的自立を目指す教育の推進」を特色として掲げ、生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成、年間770時間のゆとりある授業時数や登校時刻は8:50と9:50の自己選択制、対面授業とオンラインの併用も可能とすること、チーム担任制を導入する予定。
・ 入学・転入希望者向けの説明会を実施する。入学・転入を検討する場合は必ず参加をお願いしたい。
・ 12月7・8日に説明会を実施するが、両日同じ内容になるためいずれか1日に参加をお願いしたい。
・ 申込方法については、小中学校を通じて案内を行うほか、市ホームページにも掲載する。
・ 説明会は児童生徒とその保護者を対象とするため、報道機関の参加はご遠慮いただきたい。
5 市制100周年記念トークイベントを開催します!
・ 令和7年1月12日(日)に宮崎市民文化ホールにて、高校生や大学(院)生による若者ミライ提言のほか、宮崎市出身の歌人 伊藤一彦さんと、その伊藤さんを恩師と慕う宮崎市出身の俳優 堺雅人さんによるトークイベントを開催する。
・ 当日は、高校生や大学(院)生が、宮崎市の魅力や望ましい未来像について発表した後、伊藤さんと堺さんによる宮崎でのエピソードを交えながら、先人への感謝や宮崎の魅力、次世代を担う若者への想いを伝えるトークイベントが展開されるという2部構成にて実施する。
・ トークイベントの最後には、事前に募集する堺さんへの質問事項にお答えいただく予定。
・ 応募方法は、専用フォームから申込。1つの申込につき最大2人まで申込可能。市HPからもアクセス可能。専用フォームから申込が困難な方は、記載の問い合わせ先に電話でお申込みいただきたい。応募期間は10月16日(水)~11月20日(水)で、宮崎市にお住まいの方とする。ただし、学生・生徒等は市内学校への通学者も応募可とする。
・ (事前に募集する質問事項は、この専用フォームで入力できる。)
・ 募集は1500人。応募多数の場合は抽選となる。当選者には12月初旬ごろ、当選はがきを郵送する。
・ 演劇部の生徒を招待予定。
・ 当日は13時開場、14時開演を予定しているが、混雑が予想されるため、できるだけ早く会場に来ていただきたい。また、駐車場には限りがあるため、当選された方はできるだけ公共交通機関を利用して欲しい。
6 令和7年度当初予算編成方針
・ 10月15日、「令和7年度予算編成方針会議」を開催し、来年度の予算編成方針を決定した。
・ 令和7年度からスタートする「第六次宮崎市総合計画」を推進するための予算となる。
・ 予算編成の3つの基本方針「(第六次宮崎市総合計画において策定中の)重点プロジェクト」・「中期財政計画に基づく財政健全化対策」・「行政運営改革の推進」を、強力に推し進め、~将来を見据えた、持続可能な財政の実現~を目指し、予算編成に取り組む。
・ また、本年度、本市を襲った地震・台風等の災害に対する知見をいかし、防災・減災に向けた取組を強化する。
・ これらの重点的に取り組む事業に、10億円の枠を設けている。
・ 一方で、財政健全化に向けた取組として、令和7~11年度の5か年間を期間とする、新たな中期財政計画を策定した。
・ 3つの目標として『市債残高の圧縮』『財政調整基金の確保』『将来負担比率の堅持』を掲げており、その達成に向けてあらゆる歳入・歳出の改革に取り組んでいく。