目次
●発表事項
2 総合支所・地域センターでキャッシュレス決済が可能になります
3 宮崎市認定商品ロゴマークと認定商品追加で販路拡大を支援します!
4 宮崎市制100周年記念キャラクター「みやねこ」がさまざまイベントにおでかけします !
令和6年11月5日 宮崎市長定例記者会見 要点動画
発表事項
1 宮崎市役所の開庁(来庁受付)時間が変わります
・現在の開庁時間は、職員の勤務時間と同じ、8時30分から17時15分までとしているが、令和7年6月から、8時45分から16時30分までとして、60分短縮する。
・開庁時間を変更するのは、市役所の全庁舎、総合支所、地域センター、地域事務所。
・交流センターや図書館、体育施設など、市役所外の公共施設については変わらない。
・また、電話対応や庁舎等の開錠、施錠等の時間もこれまでどおり変わらない。
・開庁時間とは、窓口対応を含むすべての業務で、来庁された方に対応する受付時間。
・開庁時間を短縮するに至った背景としては、まず、電子申請やコンビニ交付等の普及により、来庁者数が減少傾向にあることが挙げられる。
・グラフで示している通り、令和5年度においては、証明書の発行は、市役所の窓口での発行が47%と令和3年度に比べて28%減少しているが、逆にコンビニでの発行は53%と、28%増加しており、コンビニ交付のほうがより利用されている状況となっている。
・ 証明書の発行件数自体も、平成27年度より19%減少しており、これらのデータから、来庁者数が減少傾向にあると判断した。
・2つ目の背景として、現在の開庁時間が職員の勤務時間と同じであることから、窓口対応に伴うシステムの立上げ等の事前準備や、閉庁後の締め処理、金額確認や片付け等の事後作業について、合わせて最大60分程度の時間外勤務が恒常的に発生している。
・市民課で手続きを済ませてから次のステップとして別の課の窓口での手続きを要する場合もあり、市民課での手続きが勤務時間終了間際まで伸びた場合、その後の他課での手続きは必然的に勤務時間外での対応となっている。
・ 市役所の主要な窓口における来庁者の状況を見てみると、市民課北フロア窓口の例をグラフで示しているが、令和5年度は、8時45分より前に来庁されている方は平均4名(窓口発券機の発券数)、16時30分以後に来庁されている方は平均6.3件であり、合わせて5.7%となっている。その他の課の窓口においても、1割を下回っている状況。
・この1割未満の方において、その時間帯でしか来庁できないという方の割合は更に低いものと見ているが、どうしても窓口受付時間外の対応が必要な方については、当分の間は柔軟に対応させていただくほか、来庁不要の手続きやコンビニ交付の啓発を進めることで、市民サービスの向上に努める。
・開庁時間を短縮することにより得られる効果としては、現在、現状では勤務時間のほぼ全てを窓口対応関連業務に充てている職員が、業務に係る課題検討及び改善に取り組むことができる環境を整えることで、窓口業務の効率化やデジタル化による利便性の向上、待ち時間の短縮など、市民サービスの質の向上に取り組むことが可能となる。
・また、窓口対応の状況によって、勤務開始時と終了時に係員が揃うことが難しいことから、グラフでも示している通り、終礼については67%の課で行うことができていない現状が見られる。勤務開始時と終了時に係員が揃えるようにするとともに、朝礼終礼等の業務マネジメントの時間を確保することで、日々の課題や伝達事項等の情報共有を確実に行い、業務における事務処理ミスの削減に繋げるほか、所属内での対話が促されることにより、職員のモチベーション向上にも繋げていく。
・さらに、背景の説明でも述べたが、現在は開庁前と開庁後に窓口における事前準備と事後処理を時間外勤務として行っていることから、60分の短縮により、これらの作業をほぼ勤務時間内に行えるようになることで、時間外勤務が削減され、人的コスト削減と職員の働き方改革に繋がる。
・「市民サービス向上のための取り組み」について、令和6年度中に予定しているものを含めると、電子申請により約500の手続きが市役所に来庁することなく行えるようになっている。
・スライドに示しているのは、利用されている件数の多いものから抜粋したもの。今後も、これらの手続きの周知に努めていく。
・また、引っ越しシーズンである3月から4月にかけて市民課等で開設している時間外や休日の臨時窓口については、これまでと変わらず行っていく。
・宮交シティとイオンモール宮崎の市民サービスコーナーについても、これまでと変わらず開設される。
・今後も、短縮された開庁時間を有効に活用し、市民サービスの質の向上に努めていく。
2 総合支所・地域センターでキャッシュレス決済が可能になります
・ すべての総合支所・地域センター窓口でもキャッシュレス決済を開始する。
・ 市民課窓口では、令和5年1月19日(木)からキャッシュレス決済を開始している。
・市民課の導入実績により効果を検証、 今回、出先機関のレジ更新の時期に合わせての導入となった
○キャッシュレス決済とキャッシュレス対応セミセルフレジ(自動精算機)を合わせた全体的な効果
・手数料や釣銭を計算する手間や計算誤りのリスクがなくなった。
・システムの金額と売上額の突合が必要なくなり、職員の事務負担が軽減された。
・窓口での接触機会が減少し、新型コロナウィルスなどの感染症対策につながっている。
○キャッシュレス決済の効果
・レジへの現金投入や釣銭受取り時の確認など支払いの際の手間が少なくなり、市民サービスの向上につながっている。
・キャッシュレス対応セミセルフレジ(自動精算機)は10月に導入。
・レジでのキャッシュレス決済は、令和6年12月9日開始の予定。
・対象事務は、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明など
※市税・一部手数料は除く
・利用可能なキャッシュレス決済は、クレジットカード・電子マネー・QRコード等31種類
3 宮崎市認定商品ロゴマークと認定商品追加で販路拡大を支援します!
・宮崎市では、市内で生産された農林水産物を主な原材料として加工・製造された商品を認定する制度を令和5年度に創設。
・本制度は、市が認定した商品について販路拡大を支援することにより、農林漁業者等の所得向上を図ることを目的としている。
・今回、市制施行100周年記念キャラクター「みやねこ」で宮崎市産農林水産物活用商品の認定ロゴマークを2種類作成。
・カラーは、左側の海・川・青空をイメージした青と、右側の太陽・マンゴーなどをイメージしたオレンジの2色。
・認定ロゴマークの貼付は任意とし、市において、初回はシールを作成し、認定商品事業者に提供する。また、パッケージに直接印刷を希望する事業者には、テータも提供する。
・また、今回の第2弾の認定として、5事業者7商品を認定した。令和5年10月20日に認定した第1弾の8事業者12商品に加えると、13事業者19商品となり、バラエティー豊かな商品が増えてきたことを嬉しく思う。
・本市では、随時、認定商品への申請を受け付けしているため、ご気軽に担当課までお問い合わせいただきたい。
4 宮崎市制100周年記念キャラクター「みやねこ」がさまざまイベントにおでかけします !
・令和6年2月に、本市出身の人気マンガ家、東村アキコ氏により生み出された宮崎市制100周年記念キャラクター「みやねこ」が、10月26日に開催された宮崎市制100周年記念式典でお披露目され、神武大祭にも参加した。
・今後、市内外のさまざまなイベントにおでかけしていき、宮崎の知名度や好感度の向上を図るため、宮崎市が持つさまざまな魅力を発信する。
・おでかけ可能なイベントは、地域や学校でのイベント、市の特産品のPRや市の認知度向上につながるイベントなどで、県内でのイベントであれば、原則、無料でおでかけする。
・逆に、結婚式や誕生日会といった閉鎖された個人的なイベントや、特定の会社や商品のPRのみのイベントなどはおでかけすることができない。
・依頼方法は、市ホームページに掲載されている「みやねこおでかけ依頼書」を担当へ提出いただければ、スタッフから確認の電話を差し上げる。ぜひ、みやねこを色々なイベントに呼んであげて欲しい。