生目の杜運動公園に【貯水機能付給水管】を整備しました
宮崎市上下水道局では、現在、災害時に避難された方々の飲料水を確保するため、指定避難所へ応急給水施設の整備を進めています。
その一環として、3つの指定避難所(体育館、はんぴドーム、アイビースタジアム)がある生目の杜運動公園に「貯水機能付給水管」を整備しました。
これは今後、同様の施設が民間施設等へ普及していくことを期待して、そのPRとしての役割も兼ねるものです。
1.機能
市道の「配水管」から公園内に水道水を引き込む「給水管」の途中に、容量4t(4,000ℓ)の球形タンクを整備することで、平常時は給水管の一部として機能し、地震などの災害時には、水道管が破損して公園内が断水した場合でも、タンク内にきれいな水が確保され、避難された方々へ飲料水を提供することができます。
また、給水タンクとしての機能があるため、給水タンク車による運搬給水により、随時、飲料水を補充することもできます。
※4tの飲料水は、約400人の3日分の必要量にあたります。
2.施設概要
完成日:令和元年9月13日
場 所:生目の杜運動公園東ゲート北(陸上競技場東隣)
費 用:12,305千円
外 観:直径2m、高さ3m(基礎・架台を含む)ステンレス製
球形タンクに「サッカーボール」のペイントを施しています。
◆設置場所◆