令和7年8月8日(金)に発生した九州南部豪雨災害により大規模な断水が発生している被災地を支援するため、宮崎市上下水道局では、被災地での応急給水活動を行いました。
派遣概要
派遣先 | 鹿児島県姶良市 |
派遣人数等 |
職員計20名/給水車(3トン)1台、作業車1台/給水袋(6リットル) |
派遣期間 | 令和7年8月9日(土)~8月13日(水) |
現地での活動期間 |
令和7年8月9日(土)~8月13日(水) |
活動内容 | 姶良市公民館等での応急給水 |
活動報告
8月9日(土)から8月13日(水)まで、第1班~第5班(各班4人体制、職員合計20名)を派遣しました。
活動記録
前日8月8日(金)午後4時過ぎに給水車の派遣要請を受け、翌日8月9日(土)午前6時50分に宮崎市上下水道局で出発式を行いました。


派遣期間中は毎日午前7時30分過ぎには姶良市船津浄水場に到着し、給水車に補水を行いました。

写真:給水車に補水している様子
給水車を満水にした後、姶良公民館にて応急給水活動を行いました。給水ポイントの開設時間にあわせ、午前8:00から午後8:00までの12時間、活動しました。
給水袋(6リットル)の配付及び給水も行いました。途切れることなく、姶良市民が訪れ、行列ができることもありました。

写真:行列ができている様子

写真:配布している給水袋に給水した様子
膝をつき、腰を曲げての給水活動が続きました。また、能登半島地震に伴う応急給水の際に、口径の小さい容器を持参される方が多く、対応に苦慮した経験から、給水車に取り付けるホースの先端に口径の小さい管を取付し改良しました。

写真:給水活動を行っている様子

写真:改良されたホース
また、浄水場まで補水にいく時間の短縮のため、1台の給水車が浄水場と給水スポットの間をピストン輸送し、給水スポットの他の給水車に補水しました。

写真:車まで水を運んでいる様子

写真:給水車から給水車へ補水する様子