宮崎市

ホーム上下水道局事業概要水道水道部のしごと 配水管理課

水道部のしごと 配水管理課

配水管理課のしごと

配水管理課は漏水防止係、維持係、配水施設係、配水管理係の4つの係でしごとをしています。
以下に配水管理課のしごとを紹介します。

組織図としごと.jpg

漏水防止係 【連絡先0985-26-7526】

漏水調査に関すること
市民から通報のあった漏水箇所を調査します。また、漏水防止係では漏水調査業務委託を実施しております。漏水調査業務委託とは、漏水調査を専門にする業者に委託し、総合支所・地域事務所・地域センター毎に区割りして4年1巡で配水管(水道本管)が漏水していないか調査しております。

路面音聴調査の様子
弁栓音聴調査の様子

戸別音聴調査の様子
漏水修繕に関すること
漏水修繕の担当は地域で担当が異なります。旧宮崎市域内:漏水防止係、佐土原総合支所域内:佐土原営業所、高岡総合支所域内:高岡営業所、田野総合支所域内:田野営業所、清武総合支所域内:清武営業所が担当となります。

  • 配水管(上下水道局が管理している水道管)が漏水している場合は、漏水防止係で修繕いたします。
  • 給水管(個人所有の水道管)が漏水している場合は、漏水箇所が水道メーターより配水管側で且つ、民地内で漏水している場合は、以下の漏水修繕の条件に同意していただいた場合のみ修繕いたします。(『漏水修繕の条件』に同意がいただけない場合は、原則として漏水防止係での漏水修繕はできません。)

漏水修繕の条件

  1.  漏水修繕に支障となる物(植栽等)の補償はできません。
  2. 漏水修繕後の復旧方法は、修繕に必要とした黒アスファルト舗装の面積またはモルタル復旧の面積とします。(タイル等の復旧は不可としていますので、モルタル復旧となります。)
  3. 漏水修繕に影響する箇所にある貴重なものは、所有者の方で予め移動させておいて下さい。支障が生じた場合でも上下水道局は責任を持ちません。
  4. その他、上記1~3の条件に当てはまらない場合で同意が必要となる場合。

漏水修繕の範囲は下記の図のとおりになります。

1戸建て給水管の修繕範囲のイラスト
集合住宅給水管の修繕範囲のイラスト

漏水事故の例

漏水事故の例
漏水事故の例
漏水事故の例
漏水事故の例
漏水事故の例
漏水事故の例

水圧調査に関すること
水が出にくくなった、出なくなったと相談のあった家に伺い、水道メータまで水がしっかり流れるか、水量や水圧は適量であるかを調査します。(戸別水圧調査の担当は地域で担当が異なります。旧宮崎市域内:漏水防止係、佐土原総合支所域内:佐土原営業所、高岡総合支所域内:高岡営業所、田野総合支所域内:田野営業所、清武総合支所域内:清武営業所が担当となります。)
また、水圧調査業務委託を実施しております。水圧調査業務委託とは、水圧調査を専門とする業者に委託し、宮崎市全体の配水管の水圧が一定以上あるかを調査いたします。

水圧測定の様子

維持係【連絡先0985-26-7527】

配水管路図の見本

水道管(配水管)の閲覧に関すること
宅地の前面道路等、公道に埋設されている配水管の閲覧(配水管路図の無料印刷)をしています。
(補足説明)
水道管には配水管と給水管があります。

  • 配水管:上下水道局が維持管理している水道本管のこと。主に公道に配管されています。
  • 給水管:配水管から分岐して、宅地内に引き込んでいる水道管のこと。(個人所有の水道管)

※給水管の確認は【給排水設備課0985-26-7511】になります。

水道管の立会及び移設工事に関すること
1公共工事、民間工事等で掘削を伴う工事の場合、水道管の埋設状況の確認のため、工事立会をしています。工事立会を行うことによって、掘削工事での水道管の破損を未然に防いでいます。
2工事立会の結果、水道管が工事に支障する場合で、水道管の移設が必要と判断された場合は、水道管の移設工事を行います。

水道管工事立ち合いの様子
水道管の移設工事の様子

水道管の維持管理に関すること
1 管破損修繕工事
掘削工事が原因で水道管を破損したときの修繕工事をしています。
2 水道管の維持補修工事
仕切弁、空気弁、消火栓等の維持補修工事をしています。
3 水道水が白く濁った時などの対応
水道水が白く濁る原因は水道水に空気が混ざってしまった場合が主な原因となります。水道水が白く濁った場合は、水道管内の空気を抜くために放水作業を行います。
※水道水の臭いや味がおかしい等の水質に関するお問い合わせは、【水質管理センター0985-47-9249】へ相談して下さい。

破損した給水管の写真

仕切弁の段差解消工事の様子
仕切弁の段差解消工事の様子

鉛給水管取替に関すること
一部の家庭の給水管に鉛管が使用されているところがありますので、水道メータ周りの鉛給水管を計画的に取り替える工事に取り組んでいます。
なお、旧宮崎市域の平成2年4月1日以降に配水管(水道本管)から新たに給水管を取り出された家、及び旧佐土原、田野、高岡町域の家では、鉛給水管は使用されていません。
水質につきましては、通常のご利用では問題ありませんが、朝一番の水を使うときや旅行等で長時間使用しなかった場合には、念のためバケツ一杯程度の最初の水は飲用以外の用途に使用することをお勧めします。鉛に関する水質のお問い合わせは、【水質管理センター0985-47-9249】へお願いします。

鉛給水管の取り換え範囲のイラスト

鉛給水管の取り換え前の写真
鉛給水管の取り換え後の写真

配水施設係【連絡先0985-26-7524】

二次配水施設の維持管理に関すること
配水施設係では、二次配水施設の維持管理として、「1 二次配水施設の点検及び残留塩素の確認」、「2 二次配水施設内の電気・機械設備の点検」を行っています。
1 二次配水施設の点検と残留塩素の確認について
二次配水施設内外の外観点検でフェンスやタンクに破損はないか、ポンプは正常に動いているかなどの点検と二次配水施設に入ってくる水、送水する水及び配水する水の残留塩素の確認(安全な水を供給するために必要な作業)を毎週行っています。

二次配水施設の外観点検の様子
二次配水施設の残留塩素の確認の様子


2 二次配水施設内の電気・機械設備の点検について
水を送水するためのポンプなどの機械設備の点検とポンプなどを動かすための電気設備の点検を毎月行っています。

ポンプ点検の様子
電気設備点検の様子

[二次配水施設とは]
水は高いところから低い所へと流れます。このことを自然流下といいます。水道は標高の高い所にある配水池から自然流下の力を使い、各家庭へと水を配水しますが、配水池から距離が離れた場所にあるところや、距離が離れているうえに標高が高い家だと自然流下の力が弱まり、水が出づらくなったり、水が配水できなくなります。
そのため、中継点となる二次配水施設を置くことで、高さを確保したり、ポンプの力をつかって水を送ることができるようにします。
このように中継点から水の供給を行っている地域は二次給水区域となり、その中継点である施設を宮崎市では[二次配水施設]と呼んでいます。

水道水の送水及び配水のイメージう図

[二次配水施設で異常(故障)が発生した場合には?]
二次配水施設で異常(故障)が発生した場合には、自動的に電話による音声通報により上下水道局代表(0985-24-1212)に通報され、配水管理課(旧宮崎市内の二次配水施設の場合)の職員が現場の確認を行います。

二次配水施設での異常発生時の体制図

[市民の皆様が二次配水施設の異常を発見しましたら]
二次配水施設には管理用の看板(施設名、管理者の連絡先)を設置しています。
二次配水施設の点検は毎週1回行っているところですが、もし、市民の皆様で二次配水施設の異常を発見しましたら、施設名を確認していただき、上下水道局(0985-24-1212)までご連絡よろしくお願いします。

二次配水施設の管理看板写真

二次配水施設の更新に関すること
二次配水施設の電気・機械設備等は、時間の経過とともに劣化し、故障のリスクが高くなります。そのため、古くなった施設については、修繕による延命化を図りながら、計画的に更新を行っています。

着工前完成

配水管理係【連絡先0985-26-7523】

配水管理課の予算の管理に関すること
配水管理課で発注する工事や各種精算など、予算の管理をしています。

水道マッピングの管理に関すること
水道工事で完成した図面などを水道マッピングに入力して、パソコン上で水道管の情報を管理しています。

データ入力作業の写真
水道マッピングとは
水道管の情報『水道管(配水管、給水管)の位置、水道施設(仕切弁、空気弁、消火栓)の位置、水道メータの位置』をパソコン上で確認できるシステムです。
このシステムは上下水道局内の水道管を取扱う関係各課で使用されています。

水道マッピングシステムの画面

[水道マッピングで確認できること]

  1. 水道管の位置の確認。
  2. 水道メータの位置の確認。
  3. 漏水事故や水道管破損事故が発生した場合、事故の場所とそれに伴う断水の範囲(水が出なくなる家の範囲)の確認。
  4. 水道管を設置した時の図面(水道管の位置や深さや使用材料がわかる図面)の確認。
  5. 水道管を新設、更新、移設するときの情報収集や既設管の確認。
  6. 水道管の工事をしている場所の確認。

水道マッピングによる断水範囲確認画面

カテゴリー

このページのトップに戻る