施設の耐震化


富吉浄水場、下北方浄水場の管理棟などの建物は、耐震化され、地震に強い施設になりました。 (管理棟とは、浄水場の運転状況を監視したり、水質管理をしたりする機能・人が集約されている大切な建物のことです)
浄水場の設備の一部については、今後設備の更新のタイミングに合わせて耐震化を進めていきます。
施設の更新 (中央監視)
(新)
浄水場が正常に稼働しているか、常時監視しているのが中央監視室と呼ばれる場所です。飛行機で言えばコックピットのようなところです。
ここには浄水場の状態がすべて数値で表示され、異常が無いかを人が24時間365日、常に監視しています。
古くなった設備は更新され、信頼性が向上しました。
(旧)
大規模な更新事業 (下北方浄水場)
令和3年に能力60,000立方メートル/日の浄水施設の更新が完了しました。(写真上)
現在は、脱水処理施設の更新を行っています。(写真下)
詳しい説明は、下北方浄水場の大規模改修についてをご覧ください。
浄水場の工事
浄水場はいろいろな設備を24時間動かしているため、少しずつ点検整備、修理、更新を行っています。
水をつくる施設だからこそ。こういった日常のメンテナンスが大切なのです。
セキュリティカメラ

浄水場にはいたるところにこのカメラがついています。
このカメラによって、浄水場の異常が無いか、侵入者がいないかなど、動画(動き)によって確認することができます。
水づくりの安全性の確保に役立てています。
災害に備えて (防水壁)
現在の壁の高さは写真の場所で約6メートルです。
平成17年度の台風被害では当時の防水壁の高さを乗り越えて洪水に浸り、大きな被害がでました(浸水高さ最大5メートル)。
水の安全を守るために、浄水場に関係ない人が中に入れないようにする役目もあります。
緊急時の備え
浄水場には、災害などの緊急事態のために資材や道具などの一部を備えています。
断水(水の事故)が起きたときは、この給水栓から給水車に水をためてすみやかに現場にかけつけることができます。
浄水課 47-5477