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下水道の施工・私道における下水道の設置基準

汚水は、おもに公道(国道・県道・市道・里道)の地下に埋められた下水道管を通って、下水処理場まで流されます。

下水道管の整備には、多くの時間とコストがかかるため、適切な計画をたて、コスト縮減に努めながら施工を進めています。

注)私道への下水道管布設については別途申請が必要です。(下記参照)

計画から施工、供用開始まで

  1. 下水道整備計画を策定します。
  2. 整備計画に基づき、施工地点の状況(標高・勾配・土質・地下埋設物の状況など)を調査した上で、具体的な管路計画を策定します。
  3. 管路計画策定以降、施工予定区域のみなさまに工事説明会を開催します。
  4. 管路計画に基づいて、下水道管を布設し、そして各家庭に公共汚水ますを設置します。
  5. 工事が完了し、完成検査に合格すると、みなさまのお宅に「供用開始のお知らせ」を配布します。これでいよいよ下水道の接続が可能になります。
  6. 供用開始以降、各家庭において、トイレ・風呂・台所などの水回りと、公共汚水ますとをつなぐ排水設備の指定店工事をしていただくと、下水道が使えるようになります。

公共汚水ますについて

公共汚水ますについての図について公共汚水ますは、各家庭の敷地内に設置する下水道への入り口です。

各家庭から流れ出る排水の経路はそれぞれの家庭によって異なりますので、今後排水設備の工事をおこなっていただくのに最適な場所を決めて、工事請負業者を通じて「汚水桝及び取付管設置申請書」を、市の方に提出していただきます。

なお、ご不明な点があれば、下水道整備課へおたずねください

下水道管の深さ・大きさ・施工方法

下水道管の深さ・大きさ・施工方法の画像下水道管は、浅い場所で地表から約0.8メートルの深さに埋められます。しかし、下水道管は自然流下方式ですので、処理場付近の下流部分では、深さが10メートル以上になるところもあります。

みなさんの家の近くでは、通常は直接地表を掘り、そのまま下水道管を布設する「開削工法」(右写真上)を採用していますが、下水道管の深さが3メートル以上になる場所や、河川や水路などの下を通す場合、交通量が多い道路などでは、安全管理・交通管理などの面から、所定の位置に立て坑をほり、そこから管をモグラのように機械で押し込んで施工する「推進工法」(右写真下)を採用しています。

下水道管の大きについては、家の近くに埋められているもので15センチから20センチ、下水幹線などでは2メートル近くになるものもあります。

私道への下水道管布設について

 下水道管は通常、公道に設置しますが、排水設備及び水洗化の普及の促進を目的として、以下の要件を満たした場合に上下水道局で私道に設置しています。
 対象とする私道の基準、設置の要件、必要書類等は次の「私道に係る公共下水道設置要綱」「私道に係る公共下水道設置申請について(注意点)」をご参照ください。
  ※私道に係る公共下水道設置要綱.pdf (PDF 67.4KB)
  ※私道に係る公共下水道設置申請について(注意点).pdf (PDF 68.9KB)

平成25年度の主要な事業

快適な生活環境の創出、公共用水域の水質保全を図ることを目的に、下水道事業に取り組みます。

宮崎市域

合流管きょ更生工事

下水道総合地震対策

  • マンホール浮上防止工事
  • マンホール蓋飛散防止工事

佐土原町域

下那珂汚水幹線布設工事ほか

田野町域

中央汚水準幹線布設工事ほか

高岡町域

高岡汚水準幹線布設工事ほか

清武町域

清武、木原汚水幹線布設工事ほか

担当:下水道整備課

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