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ホーム観光・文化イベント宮崎市観光ブランド策定に向けたワークショップ

宮崎市観光ブランド策定に向けたワークショップ

宮崎市観光ブランド策定に向けたワークショップ(第2回)を開催

本市が進めている観光ブランド策定の取組の一環として、全3回シリーズの第2回ワークショップを10月15日に開催しました。
※第1回ワークショップの活動記録は、こちら

前回ワークショップの振り返り

◯ブランドの定義
「競争しなくても良いような差別化の要素をきちんと言語化すること」であり、他の九州地域とは確実に違う、宮崎市でしか体験できないものを言語化することが重要です。

◯観光と街づくり
観光だけではなく、宮崎市全体の街づくりという観点で考え、地元住民にとって、経済効果、若者の雇用、起業のチャンス、街並みの整備、小中学生の国際交流・英会話上達といったプラスの側面を並行して考える必要があります。

◯インバウンドのトレンド(やまとごころ 村山氏の講演)
世界的な6つの大きなトレンドが共有され、その中で宮崎市のブランド形成に直接当てはめて考えられる要素として、以下の3点が挙げられました。

1.コト消費(体験)
青島神社ナイトツアーといった動きが出始めており、進化の余地が十分にある。

2.スロートラベル
2週間ほど滞在し、地域のコミュニティに入っていくという楽しみ方ができる。
特に、青島を中心とした海沿いは、宮崎市の強みを一番活かせるのではないか。

3.サステナビリティ
世界的な旅行トレンドであり、宮崎市がSDGsに注力していること、また豊かな自然やビーチクリーン活動など、宮崎市ならではのものを作れる可能性がある。

ワークショップの様子

フューチャーアクションの検討

今回は、「フューチャーアクション」(宮崎らしい観光のアクション)をテーマに、あらかじめ分けられた4グループで検討を進めました。
参加者は、宮崎市の観光をより良くするための具体的なアクションを導き出すため、SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)に基づいたアイデア出しを行いました。

◯何のための観光か

◯SWOTの洗い出し
宮崎市の強みと弱み、そして10年後の機会(チャンス)と脅威(例:南海トラフ、人口減少)についてアイデアを出し切りました。

◯SWOTの仕分けと結合
「強み」と「機会」をつなげ、「こんな良いことが起きるのではないか」という発想をしました。
「脅威」と「弱み」をつなげ、「脅威があるから弱みを克服する対策を考え、それを観光コンテンツにする」という発想をしました。

◯ベスト3アクションの決定
導き出されたアイデアをもとに、ツアーコンテンツに限定せず、宮崎市の観光を良くするためのアクションのベスト3を決定しました。
【Aグループ】1.国際観光地域おこし協力隊PJ      
        2.てげてげツアー             
        3.オーガニック宮崎アグリツアー

【Bグループ】1.てげてげサンライズモーニング
        2.#情報発信
        3.参加型スポーツ増進

【Cグループ】1.欧州向け日本神話プロモーション
        2.日本のマイアミ化
        3.日本のシリコンバレーをめざした(循環型)企業誘致

【Dグループ】1.プロ選手が選ぶ都市として発信
        2.2拠点生活用の住居整備
        3.市民総送客

ワークショップの様子

ワークショップの様子

今後の進め方

本ワークショップシリーズの最終的なゴールは、観光ブランド策定後の様々な施策を行うための土台となる言葉「ブランドステートメント」を参加者全員で作り上げることです。
第3回のワークショップにおいて、以下の要素を言語化する予定です。

1. 宮崎市らしい観光ブランド
2. 宮崎市の観光の目的と強み(観光に使う強み)
3. 未来(10年後の2035年)の宮崎市の観光ターゲット
4. 宮崎市として観光客へ約束する内容
5. 宮崎市らしい具体的な体験コンテンツ(アイデア)
6. 宮崎市の物語(ストーリー)

 

 

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