宮崎市

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月知梅について知りたい
月知梅は、高岡町にあり、国の天然記念物に指定されています。この梅は、もとは香積寺(曹洞宗龍福寺の末寺)の客殿の庭にあったもので、延宝元年(1673)に薩摩藩主島津光久が上洛の途中に立ち寄った際、「植えられてどれだけの年月を経たのか、その最初は月だけが知っている」という内容の詩を作り、月知梅と命名したのがその由来といわれています。
安永~天明年間(1772~89)までは1株でしたが、枝が垂れ、地について株を増やし、現在では70株ほどになっています。
枝が伏して根を張り、四方に繁殖した姿が、あたかも龍が地を這うようであることから、臥龍梅とも呼ばれています。
例年の開花時期は2月中旬頃で、白色の八重で非常に気品のある花が咲き、辺り一面にかぐわしい梅の花の香りが漂います。

【教育委員会文化財課文化財管理係 0985-85-1178 内線75-3203】

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