
カンピロバクターによる食中毒は、一年を通じて発生しており、近年、細菌性の食中毒の中で、最も発生件数が多くなっています。
カンピロバクターってなに?
- 特徴:牛や豚、ペットの口や腸内にも存在する菌ですが、特に鶏においては、とても高確率で菌を保有、排出しています。冷凍・冷蔵庫の中で長期間生存しますが、加熱には弱い細菌です。
- どんな症状?: 腹痛、下痢、発熱。まれにギランバレー症候群(神経障害)を発症することがあります。
- 少しの菌でも危ない: 少量の菌数で人に食中毒を起こします。
みんなが間違えやすい「3つのウソ」
ウソ:「新鮮だから刺身でも大丈夫」/ ホント:新鮮だから安全とは限りません
ポイント
新鮮な鶏肉でもカンピロバクターが存在している可能性があります。
「新鮮」、「朝びき」という言葉は要注意です!
ウソ:「水で洗ったから大丈夫」 /ホント:洗っても菌は落ちません
ポイント
洗った水が飛び散って、周りのまな板や野菜に菌が移ってしまうので逆効果です。
ウソ:「表面をあぶったから大丈夫」/ホント:中まで火が通っていないと菌は死滅していません
ポイント
表面だけ焼く「タタキ」などは、中心に菌が残っているリスクがあります。
調理する時は、中心部までよく加熱することが大切です。
カンピロバクター食中毒の予防方法
- 中心部の色が変わるまで加熱しましょう! (中心部を75℃で1分間以上)
- 食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて、処理・保管しましょう!
- 食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱いましょう!
- 食肉に触れた調理器具などは使用後に洗浄・消毒・殺菌をしましょう!
営業者の皆さまへ
- 加熱用や用途不明の鶏肉を生食用に使用してはいけません。
取り扱う鶏肉が加熱用でないか、製品包装の表示や商品規格書の情報を見て確認しましょう。
- 包丁やまな板などの使用する器具は、生食用食鳥肉専用のものにしましょう。
- 生食用メニュー(鳥刺し、たたき等)は、セットメニューの中にもりこまないこととし、客の求めに応じ提供しましょう。
- 生食の提供は、抵抗力の弱い幼児や高齢者には控えましょう。
宮崎県では、生食用食鳥肉について安全確保を図るため、「生食用食鳥肉の衛生対策」が設けられております。
鶏の生食に関する正しい知識(リスク・取り扱い方法等)をもち、食中毒を予防しましょう!