長引くせきにはご用心!初期症状はかぜに似ています!
結核は、依然として日本でも年間約2万人以上の新登録患者が報告されている国内最大の感染症の一つであり、70歳以上が半数以上を占めています。いったん発病すると数ヶ月に及ぶ治療が必要となり、日常生活に大きな不便をきたすこともあります。
早期発見・早期治療がとても重要です。
結核とは結核菌を原因とする感染症です
○感染経路 | せきやくしゃみをしたときに飛び散った結核菌により空気感染します。 |
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○症状 | せきやたんなどの症状が2週間以上続く、だるい、やせた、微熱が下がらないなど。 |
○治療 | 6ヵ月から9ヵ月間の服薬を行います。 早期に発見すれば、働きながら、また普通の生活をしながらの治療が可能です。 |
近年の結核への無関心により、発病の発見が遅れ、学校や職場での集団発生、また、家族に感染させるという思いもかけない事態に発展するケースも出ています。
結核予防のポイント
- 長引くせきにご用心!早期に医療機関を受診しましょう。
- 年に一回は胸部レントゲン撮影をしましょう。
- 結核・肺がん検診を受けましょう。
宮崎市保健所では、結核の相談や結核患者の方の医療費負担制度などのご紹介を行っています。