宮崎市内において、携帯料金未納等の名目で現金を振り込ませる架空料金請求被害が発生しました。
4月16日付け「宮崎県防災・防犯情報メール」(抜粋、一部改変)で、以下のとおり注意喚起されています。
事案の内容
令和4年2月、被害者の携帯電話にNTTファイナンスをかたった料金未納を知らせるショートメッセージが届きました。被害者がメッセージ内で指定された連絡先に電話をかけたところ、犯人から
「あなたの携帯電話がハッキングされて情報が流れている」
「そのことで被害を受けた人が大勢いて、損害が発生している」
「被害者にお金を支払わなければならない」
「このまま放置すると裁判になる」
「あなたの全資産をネット銀行に入金してください」
などと言われ、ATMでの振込を指示され、令和4年2月28日から同年4月5日までの間、ATMで犯人から指定された口座に現金を複数回にわたって振り込み、現金合計約7,500万円をだまし取られたものです。
被害にあわないためポイント
- 身に覚えのない内容のメール、電話には、返信しない。電話をかけ直さない。
- 携帯電話等を見たり、電話しながらATMを操作している人がいたら「詐欺ではないか」と注意を促す。
- 個人情報(住所、電話番号、口座情報、メールアドレス、ID、パスワード等)を安易に教えない。入力しない。
- 電話、メールでお金の話が出たら、詐欺を疑い、まずは、家族や警察等に相談のうえ、対応する。
不審な電話、メールについての相談窓口
相談窓口 | 電話番号 |
---|---|
警察安全相談電話 |
0985-26-9110 #9110(全国共通) |
宮崎市消費生活センター |
0985-21-1755 188(局番なし) |
※以下の資料で、メール、はがき、電話を使った架空請求による詐欺の手口を解説しています。犯人の手口をしっかり学んで、うそ電話、うそメールが来た時に備えましょう。
国セン資料1kaku-seikyu.pdf (PDF 559KB)