宮崎市

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東日本大震災の復興支援

サイレンにあわせて哀悼の意を表しましょう

東日本大震災から6年を迎えるにあたり、震災によりお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表すため、平成29年3月11日(土曜)午後2時46分から1分間のサイレンの吹鳴を行いますので、黙とうをお願いいたします。
[問い合わせ] 危機管理課 電話0985-21-1730 FAX0985-25-2145

さまざまな形で復興を支援しています。

職員を派遣しています子どもたちと交流しています

職員を派遣しています

東日本大震災の復興を支援しています(広報誌:平成24年10月号 P2より)

市では、昨年3月の東日本大震災発生直後から継続的に支援を行っています。これまでの主な支援内容は下記のとおりです(平成24年9月7日現在)。今月号から3回にわたり、被災地からの報告をお伝えします。

  • 義援金や見舞金の贈呈
  • 非常食、毛布などの支援物資や給食食材の提供
  • 避難者への市営住宅の提供
  • 宮城県山元町の中学生の招待
  • 職員の派遣(延べ126人)
派遣期間 派遣先 職種・人数 業務内容
派遣状況
平成23年3月14日~3月21日 岩手県
陸前高田市
消防 15 捜索・救助活動
平成23年3月17日~7月1日 岩手県大槌町(おおつちちょう) 医師 1
保健師 41
事務など 22
避難所の衛生管理、健康相談
平成23年3月24日~4月22日 福島県いわき市 水道 20 給水活動
平成23年4月7日~4月16日 宮城県七ヶ浜町 消防 2 救急医療支援活動
平成23年5月8日~5月22日 宮城県気仙沼市 事務 4 避難所の運営管理
平成23年6月14日~7月19日 宮城県山元町 事務 8 り災証明発行などの業務
平成23年10月31日
~平成24年2月29日
土木 4 農業土木施設の復旧業務
平成23年12月1日
~平成24年3月30日
事務 3 国の補助金申請などの業務
平成24年4月2日~9月28日 福島県広野町 土木 2 復興事業に係る業務
平成24年7月1日~9月30日 宮城県山元町 事務 2
土木 2

被災地からの報告(1)

広野町復興建設グループ写真福島県 広野町復興建設グループ
佐藤禎史(右)横山慎悟(左)

福島県広野町は、東京電力福島第一原子力発電所から約30キロメートル圏内にある人口約5,300人の町です。東日本大震災では、地震と津波の被害を受けるとともに、原発の事故により、全町民が避難を強いられました。隣のいわき市に移していた役場機能を、今年3月に本来の庁舎に戻し、学校は2学期から再開されました。町への帰還者は、8月末時点でおよそ430人です。町の放射線量は比較的低い数値を示していますが、農作物や海産物などは依然として食べることができない状況が続いています。
私たちは町で、災害公営住宅や避難路の整備、高台への集団移転の促進などに関する業務に携わっています。また、業務以外でも復興イベントなどに積極的に参加し、宮崎からマンゴーを取り寄せて復興市で販売したり、宮崎地鶏を使った焼肉会を企画したりするなど、地元の人たちとの交流にも力を入れています。町の復興は、始まったばかりです。震災前よりもより良いまちづくりができるよう、役場職員と派遣職員が一丸となって頑張っています。

東日本大震災の復興を支援しています(広報誌:平成24年11月号 P2より)

被災地からの報告(2)

災害公営住宅建設工事今回は、復興支援のため、本市が宮城県亘理郡山元町へ派遣した職員からの報告です。山元町は、宮城県東南端の太平洋沿岸に位置する、人口約14,000人の町です。地震と津波で深刻な被害を受けた町への支援状況などをお伝えします。

 

主任技師 早田 賢治さん山元町まちづくり整備課へ派遣
主任技師 早田 賢治

まちづくり整備課では、道路・河川の復旧や維持管理を行っていま す。山元町は、復興関連工事として、堤防、下水道、道路工事などさまざまな公共工事が同時に進行し、ダンプカーの交通量が激増したため道路損傷が激しく、職員が砂利敷きや簡易舗装などの補修作業に追われる毎日です。一方で津波の浸水区域では、がれきの撤去が進み、農地では除塩作業が行われ、今年は黄金色の稲穂が実った美しい田園風景も見られます。
町職員からは、「震災直後に宮崎から寝袋と食料を持って応援に来てもらい、とても励まされた」と大変感謝されました。私たち派遣職員に温かく接していただいており、少しでも役に立ちたいと頑張る毎日です。

主査 川越 弘光さん山元町用地・鉄道対策室へ派遣
主査 川越 弘光

用地・鉄道対策室では、震災復興のための用地の買収や、JR常磐線の計画調整などの事務を行っています。具体的には、被災した住民を対象に、集団移転や災害公営住宅への入居の最終意向を確認するため、多くの住民と 面談したり、被災宅地を町が買い取る際のルールを作成したりするなど、住居や生活に直結した事務に取り組んでいます。
復興と言っても、現実的に は 課題も多く、山元町の震災復興が本格化するのは、まだまだこれからです。これまで以上に復興事業に取り組むマンパワー(自治体職員の力)が必要だと思いま す。また、復興への歩みを止めないためにも、長期的に支援する必要があると強く感じています。

東日本大震災の復興を支援しています(広報誌:平成24年12月号 P2より)

被災地からの報告(3)

地図復興支援のため、本市が福島県広野町と宮城県山元町に派遣した職員からの報告です。地震と津波で深刻な被害を受けた両町への支援状況などをお伝えします。市広報みやざきでの報告は今回が最終回となりますが、今後もさまざまな形で復興支援を続けていきます。

 

近藤 和光さん広野町 建設課
近藤 和光

広野町では、復興計画において、津波による甚大な被害を受けたJR 常磐線の東側の区域を「復興ゾーン」と位置付け、新たな土地利用を行うことにしています。私は、主にこのゾーンの復興を担当しています。具体的には、被災された町民の皆さんが広野町に帰ってこられるように、公営住宅の建設や町道の整備を行っています。また、高台に移転するための集団移転事業や、地震によって地滑りした団地の測量調査などもしています。
業務以外では、10月に童謡まつりが開催され、子どもたちの元気な歌声を聴くことができました。同時に開催した復興市では、各自治体から派遣されている職員の地元の特産物を販売しました。宮崎からは地鶏の炭火焼きを販売しましたが、知名度が高く、2時間で完売という人気でした。復興は長期戦です。私か担えるのはその一部ですが、派遣期間満了の日まで精一杯頑張ります。

庄司 沙織さん山元町 学務課
庄司 沙織

私は、被災した小・中学校を改修する工事の準備や、国への補助金申請業務などを担当しています。山元町には小・中学校が7校あり、その全ての学校施設が地震などの被害を受けました。中でも2校は津波により全く使えない状態になり、町内の別の学校に併設されています。
現在は、破損箇所の改修を進める一方、使えなくなった2校を含めた町全体の教育環境をどのように整備するかなどを、地域、学校、町職員の皆さんが一丸となり検討を進めています。
震災後、山元町の中学生が宮崎市を訪れ、中学生同士の交流をしています。 10月に宮崎市を訪れた坂元中学校の皆さんからは、宮崎で楽しい思い出ができたという話を聞き、職員以外でもつながった山元町との縁をうれしく思っています。被災してやむを得ず転校した子どもたちもいますが、みんながまた通いたいと思える学校になればという思いで、日々の業務に取り組んでいます。

現在も継続して、職員派遣を行っています

[問い合わせ] 人事課 電話0985-21-1722 FAX0985-28-1556

子どもたちと交流しています

震災被災地の中学生を宮崎へ招待(広報誌:平成24年5月号 P15より)

3月14日(赤江東中学校ほか)

招待の様子心を癒やし、元気を取り戻してもらおうと、宮城県山元町の山下中学校の生徒を宮崎市へ招待。市内中学生らと長縄とびや記念植樹などで交流し、多くの笑顔が生まれました。

 

現在も継続して、交流を行っています

[問い合わせ] 教育委員会企画総務課 電話0985-85-1822 FAX0985-44-5445

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