家族で確認
家庭で防災について話し合おう
災害はいつ襲ってくるかわかりません。被害を最小限に食い止めるためには、日ごろからの備えが大切です。家族そろって防災会議を開き、災害から身を守る方法を話し合っておきましょう。
家族一人ひとりの役割分担
日常の予防対策上の役割と地震発生時の役割を決めておく。
高齢者や乳幼児などがいる場合は、保護担当者を決める。
家屋の危険な場所をチェック
家の内外をチェックして、危険箇所をさがす。
危ない箇所は、修理や補強方法について話し合う。
家の中に安全な空間を確保する
家具の配置換えをして、家の中に安全なスペースを確保する。
家具の転倒・落下を防ぐ方法を決める。
災害時の連絡方法や避難場所の確認
家族が離ればなれになったときの連絡方法や避難場所を確認する。
休日などを利用し、みんなで下見をしておく。
非常持出品のチェックと入れ替え
必要な品がそろっているかチェックするとともに、新しいものと取替えも忘れずに。
避難に関する知識
避難場所の検討
避難所へ行くことだけが避難ではありません。安全な親戚友人宅へ行くことも平常時から考えておきましょう。
災害がよく起きる地域や河川付近などの危険な地域で、特に子どもや高齢者の方がいる世帯では、早めの避難ができるよう、避難場所を複数検討しておきましょう。
避難の方法
- 隣近所で声を掛け合って、集団で避難しましょう。
- 乳幼児、高齢者、病気や身体の不自由な方は優先的に安全に避難させるようにしましょう。
- できれば、防災関係機関の誘導で避難しましょう。
避難の時に注意すること
- できるだけ軽装で・できるだけ軽装で
荷物はできるだけ整理して背負うこと。 - 頭部を守る
強風の時は、飛来物でケガをする危険があります。ヘルメットや防災頭巾、座布団などで頭部を覆いましょう。 - 履物に注意しよう
裸足、長靴は禁物。紐でしめる運動靴などがよい。 - 避難コースは知っている道を
低地、がけ下、川沿い、橋は避けて移動する。 - 足元などに注意
洪水時は水面下にマンホール、側溝などの危険が潜んでいます。長い棒を杖として安全を確かめながら移動すること。また、夕刻以降は必ず大きめの懐中電灯を持つこと。