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令和7年1月9日市長定例記者会見

目次

●発表事項

1 「わたしノート」を配布します

2 椿山森林公園・椿山キャンプ場のトライアル・サウンディングを実施します

3 上下水道局職員が発案!4月から水道管や下水道管の図面閲覧が便利になります

令和7年1月9日 宮崎市長定例記者会見 まとめ動画



令和7年1月市長定例記者会見まとめ動画

発表事項

1 「わたしノート」を配布します

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・平成25年度に作成した宮崎市版エンディングノート「わたしの想いをつなぐノート」を今回、全面的にリニューアルした。本市では、2045年(令和27年)に高齢者人口がピークを迎えるとされ、在宅療養がますます大事となり、様々な備えが必要となってくる。
・ノートの目的は、「人生会議(ACP、アドバンス・ケア・プランニングともいいます)」の理解を深め、実践してもらうためのツールとして活用してもらうことである。
・「人生会議」とは、もしもの時のために、自身が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有することである。
・3月末まで宮崎市公式YouTubeチャンネルにて、「人生会議」に関する市民向けの説明動画配信をしているため、ぜひご覧いただきたい。
・今回のノートの主な変更点は、4点で、1記入用のノートと手引書を1冊にまとめたこと、2A5サイズに変更し、記入しやすくしたこと、3「人生会議」の内容を入れたこと、4広告を入れることで、ノートを無料で作成したこと。

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・ノートの主な内容は、人生会議の始め方、在宅療養の流れ、延命治療についての説明があり、実際に自分の想いを記入する欄がある。
具体的には、
    在宅療養においては、まず相談できる専門職を知り、かかりつけ医など前もって相談者を探しておいてほしいこと
    延命治療においては、治療の内容を学び、自分が望む治療を前もって選択しておくなど、もしものときに備えておいてほしいこと
などが書いてある。
・作成部数は7,000部で、配布対象は、1宮崎市内にお住まいの人、2宮崎市内の事業所にお勤めの人である。
・12月から配布を開始しており、市の窓口など約140箇所及び出前講座にて配布する。

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・特にお伝えしたいこととして2点ある。
・1つ目は、在宅療養のための備えである。本市の調査では、65歳以上の方の6割は、介護が必要な状態となっても「自宅で過ごしたい」と希望しているにもかかわらず、実際に最期を迎えた場所としては、「自宅」が約1割程度であった。希望する場所で最期まで穏やかに過ごすためにも、「在宅療養」を希望される方は早めに準備を進めることが大事である。
・2つ目は、延命治療の希望は様々であるが、市民の皆様に延命治療を理解いただき、自分が考える最善の治療を元気なうちから考え、希望を「わたしノート」などを使って記して欲しいということである。治療を「受けない」という希望を残すだけでなく、「受けたい」または「痛みだけは取ってほしい」など、いろいろな選択肢がある。
・自分らしく生きるために、元気なときから人生の最期をどこで過ごし、どのような医療を受けたいか意識していただき、それを身近な人と一緒に考え、共有するツールとして、このノートをぜひ活用していただきたい。

椿山森林公園・椿山キャンプ場のトライアル・サウンディングを実施します

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・椿山森林公園は、市制施行60周年記念事業として整備し、平成2年に開園。
・椿山キャンプ場は、市民の幅広い森林利用と余暇機能の充実を目的として、平成3年に開園。利用者低迷にともない平成29年度から廃止。
・トライアル・サウンディングの目的は、民間のノウハウやアイデアを活用し、魅力的な空間や賑わいの創出についての検討を行うもの。
・本日、1月9日(木)にトライアル・サウンディングの事業者募集を開始し、トライアル・サウンディング期間は、2月3日(月)から9月30日(火)までの8か月間実施。その後、調査結果を取りまとめ、公表。
・特に期待する提案内容は、子どもたちの自然学習や体験の場、大人から子どもまで幅広い世代の人が立ち寄る拠点となるようなサービス。
・トライアル・サウンディングと同時に、公民連携の可能性を探るサウンディングも実施。

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・スライド2ぺージ目に両施設の活用イメージを示している。左側が椿山森林公園の活用イメージで、左上の写真は、管理棟において小学生がコケ玉作りを実習体験している様子。
・左下の画像は、公園駐車場での天体観測イベントの開催をイメージ。
・右上は椿山キャンプ場にサテライトオフィスを整備したもの。右下の写真は、自然体験学習として生き物の採集体験。
・2~4の画像は、施設の写真を基に生成AIで合成したもの。実際にある建物ではないので、イメージとしてご覧いただきたい。
・最後に施設状況を撮影した動画をご覧いただく
・施設状況の動画は市HPにも掲載する。興味のある事業者様はぜひご検討いただきたい。詳細については、本日市HPに掲載。

上下水道局職員が発案!4月から水道管や下水道管の図面閲覧が便利になります

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・取り組みのきっかけとなったのは、職員自らで市民サービスや業務改善を考える職員提案制度にて、令和5年度に採択となった「水道管および下水道管の埋設状況調査の改善」である。これを具体化するため、今年度に上下水道局内でワーキングチームを立ち上げ、検討を行った。
・検討する段階において、お客様アンケートを実施したところ、窓口ワンストップ化に加えてインターネット閲覧のニーズが高いことが分かった。来局者を目的別で集計したところ、上下水道の本管の閲覧のみのために来局される方が約4割だった。
・既に公開している宮崎市地図情報システムに水道管と下水道管の図面データを掲載することでニーズに応える。
・インターネットで閲覧できる環境を整備することで、図面閲覧で来局されていたお客様の4割が来局不要となり、利便性が図られる。このことは、DX推進に積極的に取り組んでいる本市の施策にも寄与するものと考える。(但し、宅地内の水道管や下水道管については、個人情報を含むので、インターネット公開はせず、従来どおり上下水道局での閲覧となる)

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・現在、上下水道局庁舎での水道管や下水道管の図面の確認は、水道本管は配水管理課(2階)、下水道本管は下水道整備課(3階)、宅内水道管および宅内下水道管は給排水設備課(1階)の窓口で閲覧を行っている。これらの各窓口をアクセスの良い1階の給排水設備課にまとめ、図面閲覧窓口のワンストップ化を図る。
・上下水道の本管図面のインターネット閲覧と窓口ワンストップ化の2つのサービス開始により、市民の皆さんの満足度向上を図る

 

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