第12次宮崎市農林水産業振興基本計画『農林水産業で興す地方創生~所得と雇用の創造~』
本市では、農林水産業並びに農山漁村の持続的な発展に向けた総合的かつ中長期的な振興方針を示す基本的な計画として、昭和33年から概ね5年ごとに農林水産業振興基本計画を策定してきました。
これからの5年間においては、特に、農林漁業従事者の高齢化の進展に伴う担い手不足がますます進行することが予想されます。本市の農林水産業を発展させることは、大きな課題ではありますが、本市の地方創生を達成する上でも、バラエティに富んだ豊かな農林水産物は、かけがえのない魅力であり、それを育む農山漁村は、伝統文化の継承、コミュニティや景観の維持の観点からも重要であることから、将来にわたって永続的に発展させていく必要があります。
この「第12次宮崎市農林水産業振興基本計画」は、本市の農林水産業や農山漁村における新たな課題に対応しつつ、農林漁業者の経営向上はもちろんのこと、国土・景観の保全など、農林水産業が併せ持つ多面的機能の効用を最大限に発揮させるため、本市農林水産行政の基本的な方針として定めるものです。
なお、本計画の計画期間は、平成29年度から平成33年度(2021年度)までの5か年間としています。