子宮頸がんってどんな病気?
子宮頸がんは子宮の出口にできるがんです。おもにヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。感染から発症までに数年から十数年かかりますが、性交渉の経験が一度でもあれば、すでに感染している可能性があります。
死亡に至らなくても、治療により妊娠できなくなったり、流産・早産の可能性が高まったりします。近年、20歳代から40歳代で診断される女性が増加しています。
出典:WHO/UNICEF Joint Reporting Form on immunization(JRF)
宮崎県は、子宮頸がんにかかる人が多い※2021年時点 年齢調整罹患率全国9位

毎年全国で、1万人以上の女性がかかり、およそ2,900人が亡くなっているといわれる子宮頸がん。原因のほとんどがHPVウイルスへの感染です。
HPVワクチンを接種することでウイルスに感染するのを最大90%予防できるため、宮崎市では予防接種法に基づき、対象者への定期予防接種を無料で実施しています。
出典:厚生労働省 定期の予防接種実施者数
宮崎市内ではワクチン接種をする人が増えています
令和6年度の接種件数は、令和4年度と比べて4.7倍と増加しています。子宮頸がん検診の受診率とあわせて接種率を上げていくことで、子宮頸がんで苦しむ女性を減らすことにつながります。
まずはこのホームページや厚生労働省のリーフレットで、ワクチンの有効性及び安全性等について確認・ご理解のうえ、接種をご検討ください。
子宮頸がんワクチン・子宮頸がん検診について
女性の命と健康を守るために、宮崎市では、若い世代へ正しい情報を届けるとともにHPVワクチンの接種を推奨してまいります。
詳しくはこちら:HPV(子宮頸がん)ワクチンで、自分の未来を守りましょう
子宮頸がん検診を受けることで、がんになる前の正常でない細胞の段階で発見することも可能です。
20歳を過ぎたら、2年に1度検診を受け続けることが大切です。
詳しくはコチラ:子宮頸がん検診について知っていますか?