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子宮頸がん(HPV)ワクチンで、自分の未来を守りましょう

 HPVワクチン接種実施医療機関へリンク

子宮頸がんってどんな病気?
ワクチン無料接種の対象者は?
予約方法と接種の受け方
ワクチン接種を受けたら気を付けること(副反応について)
宮崎県外で接種を受ける方はこちら
ワクチン接種についての問い合わせ

 

大切なお知らせ
  • キャッチアップ接種対象者の無料接種期間は、令和6年度末(令和7年3月31日)で終了します。
  • 9価ワクチンの場合、1回目接種時点で15歳未満であれば、2回で接種完了となります。
  • キャッチアップの接種率が45%に到達!接種はお早めに※R5.12月時点。1回目接種率。
  • 夜間接種実施中!ご予約はコチラ→(第1クール分)時間外接種予約フォーム(4~7月)

宮崎市はHPVワクチンの接種を推奨しています

女性の命と健康を守るために、宮崎市では、若い世代へ正しい情報を届けるとともにHPVワクチンの接種を推奨してまいります。

子宮頸がんってどんな病気?

1回目のHPVワクチン接種率(2019年)オーストラリア89%、イギリス85%、カナダ83%、韓国72%、アメリカ61%、ドイツ48%、日本3.3%

子宮頸がんは子宮の出口にできるがんです。おもにヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。感染から発症までに数年から十数年かかりますが、性交渉の経験が一度でもあれば、すでに感染している可能性があります。

死亡に至らなくても、治療により妊娠できなくなったり、流産・早産の可能性が高まったりします。近年、20歳代から40歳代で診断される女性が増加しています。

出典:WHO/UNICEF Joint Reporting Form on immunization(JRF)

宮崎県は、子宮頸がんにかかる人が日本で一番多い

子宮頸がんの罹患者数、年間約1.1万人。子宮頸がんの死亡者数年間約2900人

毎年全国で、1万人以上の女性がかかり、およそ2,900人が亡くなっているといわれる子宮頸がん。原因のほとんどがHPVウイルスへの感染です。
HPVワクチンを接種することでウイルスに感染するのを最大90%予防できるため、宮崎市では予防接種法に基づき、対象者への定期予防接種を無料で実施しています。

出典:厚生労働省 定期の予防接種実施者数

宮崎市内ではワクチン接種をする人が増えています

令和5年度の接種件数は、昨年の同時期と比べて2.5倍と徐々に増加してきています。子宮頸がん検診の受診率とあわせて接種率を上げていくことで、子宮頸がんで苦しむ女性を減らすことにつながります。

ワクチンの有効性・安全性などについて

まずはこのホームページや厚生労働省のリーフレットで、ワクチンの有効性及び安全性等について確認・ご理解のうえ、接種をご検討ください

キャッチアップ接種と定期予防接種

キャッチアップ接種(接種機会を逃した方のための接種

 

接種機会を逃した方は、令和7年3月31日まで不足分の接種(1回から3回)を無料で受けられます。
令和4年から6年までの年齢による早見表

  • 対象/平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性
  • 接種回数/1回から3回(不足回数分)
  • 接種費用/無料

定期予防接種

  • 対象/小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女子(標準的な接種時期:中学校1年生相当の年齢)
  • 接種回数/3回
    ※15歳未満の女子が9価ワクチンでの予防接種を受ける場合は、2回で完了とすることができます。
  • 接種費用/無料

ワクチン接種の受け方

宮崎市内で接種を受ける場合

1. 宮崎市指定の医療機関の中から、ご希望の病院を予約
▶ 令和6年度 宮崎市・東諸県郡 子宮頸がん予防接種実施医療機関

2. 接種当日、予診票に必要事項を記入 ※予診票は病院に準備しています。
接種に必要なもの…予診票、健康保険証などの住所・年齢が確認できる書類(お持ちの方は親子(母子)健康手帳)

 ・被接種者が13歳未満の場合…保護者の同意・同伴が必要
 ・被接種者が13歳以上16歳未満の場合…予診票に保護者の同意の署名(2か所)があれば保護者の同伴は不要
 ・被接種者が16歳以上の場合…保護者の同意・同伴は必要ありません
 ・保護者以外が同伴する場合は、保護者が記入した委任状が必要です。▶ 委任状(子宮頸がんワクチン用)

★★平日夜間の接種実施中★★

仕事や部活等で日中接種できない方のため、平日夜間(17時~最大20時)の接種を実施しています。

実施医療機関&カレンダーはコチラ→実施医療機関位置図&実施カレンダー (PDF 705KB)

ご予約はこちらから→(第1クール分)時間外接種予約フォーム(4~7月)

※夜間接種のご予約のみ予約フォームで受け付けます。通常時間のご予約は、これまで通り医療機関への電話等で実施してください。

※現在、4~7月のご予約のみ受け付けています。8月以降のカレンダーは6月以降に公開します。

宮崎県外で接種を受ける場合

事前に「予防接種実施依頼書」の申請が必要です。接種を受ける医療機関、ワクチンの種類(2価・4価・9価)を決定したうえで、予約フォームもしくはお電話にてご申請ください。

▶予約フォームでの申請…【県外定期接種】予防接種実施依頼書申請フォーム
▶お電話での申請…親子保健課 医療給付係 📞0985-73-8200

※発行まで2週間程度かかる場合があります。
※接種を受ける方が18歳以上の場合、接種を受ける方ご自身でお電話ください。

接種費用は一旦全額自己負担となりますが、接種後に請求書をご提出いただくと、限度額の範囲内で接種費用が返還されます。
詳しくは、宮崎市・綾町・国富町以外で予防接種を受ける場合についてをご覧ください。

ワクチンの種類と接種スケジュール

子宮頸がん予防ワクチンには、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価(シルガード9)の3種類があり、それぞれ接種間隔が異なります。
接種スケジュール

2価(サーバリックス)および4価(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価(シルガード9)は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

9価HPVワクチン(シルガード9)について

令和5年4月1日から、9価HPVワクチン(シルガード9)の接種を公費で受けられるようになりました。
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、2価(サーバリックス)または4価(ガーダシル)ワクチンを1~2回接種している場合、途中から9価(シルガード9)に変更し、残りの接種を完了させることができます。その場合の有効性、安全性に関するデータは限られています。医師と相談の上接種を受けてください。
また、15歳未満で9価ワクチンの初回接種を受ける場合、6か月の間隔をおいて2回目接種を受けて接種完了とすることができます。

ワクチン接種を受けた方へ

子宮頸がん予防ワクチンを受けた後は、下記のことに十分に注意してください。

  1. 接種した後に注射した部分が腫れたり痛むことがあります。注射した部分の痛みや腫れは、体内でウイルス感染に対して防御する仕組みが働くために起こります。通常は数日間程度で治ります。
  2. 接種後に、重いアレルギー症状を起こすことがあるので、接種後はすぐに帰宅せず、少なくとも30分間は安静にしていてください。
  3. 接種後1週間は副反応の出現に注意しましょう。
  4. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
  5. 当日は、はげしい運動はさけましょう。
  6. 接種後、高熱やけいれん、接種部位の大きな腫れなど異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

接種後、健康に異常があるとき

まずは、接種した医療機関・かかりつけの医師に御相談ください。
より専門的な診療が必要となる場合には、接種した医療機関から協力医療機関である宮崎大学医学部附属病院に紹介受診できます。

協力医療機関
 

厚生労働省 相談窓口

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、そのほか感染症全般についての相談
📞0120-331-453

受付時間/月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(祝日・年末年始除く)

宮崎市 相談窓口

不安や疑問、困りごと、予防接種健康被害救済制度などの相談
子ども未来部 親子保健課 TEL.0985-73-8200

受付時間/月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(祝日・年末年始除く)
E-mail/[email protected]

予防接種健康被害救済制度

定期予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます(医療費及び医療手当、障害児養育年金、死亡一時金、葬祭料など)。ただし、国の審査会において審議し、その健康被害が予防接種によるものと認定されることが必要です。詳しくは下記をご確認ください。

 

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