宮崎市

令和3年3月16日 発表事項

令和3年3月16日 市長定例記者会見動画

会見動画(市公式YouTube)をご覧いただけます。

 

1  南九州大学との福祉避難所協定の締結について

宮崎市と学校法人南九州学園は、3月15日に南九州大学宮崎キャンパス内の施設である学生会館ひなた館を福祉避難所として活用することについての協定を締結しました。

今回の学生会館ひなた館の活用により、新たに114人が収容可能となり、本市の福祉避難所は、合計で79施設、収容可能人数は3,331人となりました。

福祉避難所とは、避難生活の中長期化が予想される地震災害などの際に、通常の指定避難所では避難生活を送ることに支障がある高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児、難病患者などの特別な配慮が必要となる要配慮者のために開設される二次的な避難所です。二次的な避難所となりますので、最初から避難所として利用することはできません。

県内で高等教育機関の施設を福祉避難所として活用する事例は、令和元年7月の宮崎公立大学交流センターに続き2例目となりますが、今後も、福祉施設に限らず、様々な分野のバリアフリー対応の施設についても福祉避難所として活用を目指していきます。

 

2  「ミヤザキ春の花まつり」を開催します

気象庁によると春の到来を告げる、桜の開花も、3月24日と予想されており、宮崎の春を楽しめる季節となりました。

そのような中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大きなダメージを受けた地域経済活動の回復を図り、花の力で本市を元気にすることを目的として、『 Life with Flowers 』(ライフ ウィズ フラワー:花のある暮らし)をテーマに「ミヤザキ春の花まつり」を開催致します。

開催期間は3月20日(土曜日)から5月9日(日曜日)までの51日間で、フローランテ宮崎と、隣接する国際海浜エントランスプラザを併せた約12ヘクタールに植栽された約41万本の美しい花々を、密にならないよう回遊しながら楽しむことができます。

また、期間中のイベントとして、4月17日土曜日には、シーガイアコンベンションセンターにおいて、フラワーボックスで有名な世界的フラワーアーティスト「ニコライ・バーグマン」氏によるフラワーデモンストレーション&トークを開催します。

さらに、4月29日木曜祝日には、高千穂通り歩道部において花屋さんを中心に出店いただくミヤザキフラワーマーケットを開催します。

このほかにも「花いっぱいのみやざき写真コンテスト」などのイベントを多数準備しておりますので、多くの市民の皆様に足を運んでいただき、「花の力」で宮崎を元気にしたいと考えております。

3  「宮崎市子どもの未来応援基金」を創設しました

全ての子どもが生まれ育った環境にかかわらず、自らの未来に希望を持ち、健やかに成長できるまちづくりを推進することを目的として「宮崎市子どもの未来応援基金」を創設しました。

平成29年に実施した「子どもの生活実態状況調査」によりますと、本市に暮らすひとり親世帯の約4割が世帯年収200万円を下回る状況にあるなど、本市においても、子どもを取り巻く貧困問題への対策は大きな課題となっています。

そこで、この基金を設置することにより、子どもの未来を応援する事業に長期的に取り組んでいく姿勢を示すとともに、その安定財源を確保いたします。

また、基金は、市民や企業からの寄附の受け皿にもなりますことから、「子育てや貧困の課題に社会全体で取り組む」という意識の醸成も図ってまいります。

基金の使途につきましては、当面は、「子どもの貧困対策活動支援事業」として、民間団体の活動費に対して助成を行ってまいります。

対象としましては、まずは学習支援に取り組んでいる団体を想定しており、交通費や謝金、学習教材などの費用を支援していきたいと考えております。
 

4  ごみ分別チャットボットの運用と、粗大ごみ収集のオンライン申込みを開始します

ごみや資源物の分け方・出し方について、これまで、ハンドブックやごみ分別アプリ「さんあ~る」、ごみ分別説明会などにより、周知・啓発を実施してきたところですが、4月1日から、市ホームページ上で簡単な対話形式により、ごみの分け方・出し方に関する問合せにAIが自動的に対応するチャットボットを導入いたします。

チャットボットは対話形式のシステムとなっており、例えば、「鉛筆は何ごみ?」と入力しますと「燃やせるごみ」との回答が出てきます。

現在、約3万件のデータを格納し回答率のアップを図っておりますが、運用開始後もログの内容をチェックし、市民の皆様の利便性向上に努めてまいりたいと考えております。

ごみ分別チャットボットの運用開始に合わせ、4月1日から、粗大ごみ収集のオンライン申込みを開始します。

これまで粗大ごみ収集の申込みは、コールセンターへの電話申込みでしたが、オンライン化により、パソコンやタブレット、スマートフォンからいつでもでも申込みいただくことができるようになり、市民の皆様の利便性が向上するものと考えております。

なお、コールセンターでの申込みは、これまで通り平日の午前8時から午後5時15分まで受付いたします。
 

5 国文祭・芸文祭みやざき2020オリジナルグッズを買って、文化芸術活動を支援

今年7月から開催される「国文祭・芸文祭みやざき2020」PRの一環として、このたび、オリジナルの手ぬぐいを作成しました。

実用だけでなく、古くから祭礼においての装身具としても親しまれてきた手ぬぐいを、宮崎市実行委員会オリジナルの図柄により、市民の皆様をはじめ全国各地からご参加の皆様の記念として、また、お土産として大会開催の思い出となるよう制作いたしました。

手ぬぐいは、宮崎市の国文祭・芸文祭のカウントダウンパネルと共通のイラストを、日本の伝統色「臙脂(えんじ)・藍・抹茶」の3色で展開。価格は1枚500円です。

手ぬぐいの収益につきましては、ロゴマークも一新いたしました『宮崎市文化芸術振興基金』に全額積立てをいたします。この基金は、本市の文化芸術事業や文化芸術団体の事業費補助として活用する基金です。手ぬぐいをご購入いただくと、本市の文化芸術ならびに文化芸術団体の活動を支援できる仕組みになっています。

なお、手ぬぐいは、文化・市民活動課をはじめ、各種イベントにおける宮崎市国文祭・芸文祭ブースや、7月からの分野別フェスティバル会場にて販売していく予定でございます。
 

6  「動物園が書店とブックカバーでコラボレーション」について

この度、未来屋書店宮崎店がコロナ禍にあって地元地域に貢献したいということから、本市の宮崎市フェニックス自然動物園が開園から50周年を迎える節目の年ということもあり、コラボレーションのご提案をいただき、動物園の50周年記念事業の一環として、オリジナルのブックカバーを作成し配付することとなりました。

ブックカバーは宮崎県在住のイラストレーター・ヒダカマコト氏にデザインしていただいたと伺っております。

ブックカバーの配付は3月19日(金)から開始する予定とのことです。

本事業が動物園管理株式会社の自主事業としての取組ですので、詳細については、宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社または未来屋書店宮崎店にお問い合わせください。

 
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