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認知症

認知症と上手に付き合おう

こんな症状が見られたら注意!

認知症は、年齢とともに脳の老化によって起こる「物忘れ」とは違い、何らかの病気によって脳の細胞が壊れることで起こる症状や状態をいいます。認知症が進行すると理解力や判断力が徐々に低下し、社会生活や日常生活に支障が出てきます。

症状の例としては

  • 同じ話しを繰り返し、食事など体験したことを忘れ、数分前の出来事を初めての体験のように話す。
  • 同じものを不必要に何度も買ってくる。
  • 外出しても、外出した目的を忘れたり、帰り道を忘れたりする。
  • 忘れていることを家族等に言われても理解できない。
  • 以前できていた身の回りのことができなくなった。(料理やゴミの片付け、お金の管理など)

※これらの症状は、ほんの一部です。

認知症のイラスト

認知症について困ったら!

認知症は早めに対応することで、認知症と思っても違う病気の症状であったり、適切な治療や介護を受けることで症状の進行を遅らせたり、悪化する症状に備えて準備することもできます。認知症かな?と感じたら、まず、家族や友人に相談してみましょう。同じ不安を持っているかもしれません。難しい場合は、かかりつけ医やケアマネジャー等の見守ってくれる人、近くの地域包括支援センターに相談してください。

認知症の相談イラスト

行方不明になったら!

認知症の方は、はじめは目的を持って歩いていても、行き先を忘れ遠方に行くことも考えられます。気づいたら早めに自宅近くの交番に連絡して行方不明になった事を伝え、近隣住民や友人など1人でも多くの人の協力をもらいましょう。また、皆さんが日常生活の中で行き先が分からず困っている人を見かけたら声を掛け、発言や行動に違和感を感じたら近くの交番に相談しましょう。

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