トップアスリート×スポーツランドみやざき Vol.2
ー 東京2020大会宮崎事前合宿 海外選手特集(ボクシング男子)ー
宮崎市を合宿などで訪れたトップアスリートに宮崎市スポーツランド推進課職員がインタビューを行う新企画「トップアスリート×スポーツランドみやざき」第2回目。
今回からは数回にわたって、東京2020オリンピック・パラリンピックの事前合宿として宮崎市を訪れた海外ナショナルチーム選手へのインタビューを掲載します。
まずは、2021年7月2日~20日に6カ国合同で合宿中のボクシング男子アイルランド代表のブレンダン・アーバイン選手にお話を伺いました。
プロフィール
ブレンダン・アーバイン
Brendan Irvine
生年月日:1996年5月17日(25歳)
国籍:アイルランド
東京五輪出場競技:ボクシング男子 フライ級(第17位)
■「アイルランドではボクシングが人気」
ーボクシングを始めたきっかけは何ですか?
「9歳からボクシングを始めました。近所の知り合いが一緒に始めようと誘ってくれたことがきっかけです。それからボクシングが楽しくて続けてきました」
―トップアスリートとしてオリンピックに出場されますが、これまで競技を続けてきた上で、特に心がけてきたことや意識してきたことはありますか?
「毎日激しい練習をしている理由としては、オリンピックでメダルを取ることを目標としているからです。アイルランドで一番注目されるオリンピック競技がボクシングなのです」
ーボクシングの魅力は何だと感じていますか?
「ボクシングの全てが自分を魅了してくれますが、強くなれば世界各国を訪れ、いろいろな人に出会えることは特に魅力的です。ボクサーでなければ、日本のような美しい国を訪れることはなかったと思うので、大変光栄に思います」
■「2回目のオリンピックは金メダルが目標」
―今回のオリンピックは1年延期されましたが、その間はどのようにモチベーションを保ちましたか?
「常にメダルを取るんだという意識を持ち続けたことです。また、今回はチームのキャプテンを担っているので、他の選手の目標などを教えてもらいながらモチベーションをキープしてきました」
―オリンピックの出場は、前回のリオ五輪に続き2回目ですが、今回の目標を教えてください。
「もちろん金メダルです!」
―ご自身のここを見てほしいというプレーを教えてください。
「ファイティングスピリット。そして、プレースタイルとしてはアウトボクシング(足を使って絶えず相手選手と距離をとりながら戦う戦術)です」
■「コロナ禍での素晴らしい合宿環境に感謝」
(今回の合宿では、リングをシーガイアコンベンションセンター2階アトリウムロビーに初めて設置)
―日本を訪れるのは何回目ですか?
「初めてですが、とても美しい国だと思います」
―宮崎合宿では、ほとんどホテルでの生活(感染症対策として行動が練習場と宿泊施設に制限)ですが、宮崎の印象や合宿環境について教えてください。
「ホテル、練習場、食事会場が近い(全てシーガイア内)ため、凄く便利で過ごしやすい環境です。施設もきれいで、ランニング練習を行った生目の杜運動公園陸上競技場を含め必要なものが全て揃っており、パーフェクトです!コロナ禍において、このような素晴らしい環境を提供していただいた宮崎の皆様に大変感謝します」
―今回は市民と交流ができず残念でしたが、最後に、宮崎の皆様へメッセージをお願いします。
※以下の動画でメッセージをご覧ください
(2021年7月13日 シーガイアにてインタビュー)